ブログ|金沢市寺町の歯科・歯医者|川原けんこう歯科

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智歯周囲炎について

こんにちは。歯科医師の吉久です。

 

今回は智歯周囲炎の話をさせて頂きます。

智歯(第3大臼歯)とは、皆さんがよく耳にする親知らずのことです。

親知らずは、生えてくる時期が10代後半から20代後半であり、親に知られてくることなく生えてくることから名付けられたとも言われているみたいです。

昔に比べると、現代の人達は顎が小さくなってきているので生えてくるスペースが狭くなり、生えてくる時期が遅く、斜めに生えてきたり完全に埋まっている状態の方が多いです。

中には、まっすぐ生えていて症状の出ない親知らずもあります。

 

歯医者さんで抜いた方がいいですね!と言われる、症状が出てきそうな生え方をしている親知らずを放置していると主にどんなリスクがあるのかについて説明していきます。

 

 

①歯茎の炎症

歯磨きが当てづらく歯垢(プラーク)や食べかすが溜まり歯茎の腫れや痛みが出てしまいます。症状がひどくなっていくと親知らず周辺の炎症は、舌の下・頬・下顎から首へと伝わります。さらに、お口を動かす筋肉にも広がり口が開けづらく飲み込みにくくなってしまうこともあります。

こういった症状は、ストレスがかかったときや免疫が下がっているときなどに出てきやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②むし歯

歯磨きなどがしづらく、親知らずの前の歯との間に歯垢(プラーク)が溜まりやすいため、親知らずではなく前の歯までむし歯になることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③歯周病

溜まった汚れが炎症を起こし、歯を支える骨が溶けてきてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④頬粘膜の傷

変な方向に生えた親知らずが頬のお肉を噛んで傷になることもあります。

 

➄歯並び

矯正治療で歯並びが綺麗になっても、その後親知らずのせいでまた乱れてしまうこともあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、治療法について説明していきます。

強い症状が出ている場合、以下の理由からすぐに歯を抜くことはできません!!!

・炎症によって麻酔が効きにくい

・治りが遅くなり、痛みや腫れがひどくなってしまう

こうした理由から、症状が落ち着くまでは周りを綺麗に掃除してあげたり、菌をやっつける抗生物質を飲んでいただき炎症が引くまで待ちます。

 

炎症が落ち着いている方は、歯を抜く治療に移ります。

 

親知らずに症状がある方もそうでない方も、お口に関して気になる事があればお気軽にご相談ください😊

 

(参考資料:口の中がわかる歯科口腔科学読本

nico2021年1月号        )

 

 

知覚過敏症状にオススメ

こんにちは歯科助手の坂井です。
今回は、当院で取り扱っているおすすめの歯磨き剤「メルサージュ ヒスケア」をご紹介します。

歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物を口にした時、冷たい風が当たった時などに、歯がしみるといった知覚過敏症状を予防する歯磨き剤です。

知覚過敏による刺激の伝達をブロックする硝酸カリウムと、刺激が伝わる象牙細管の入り口を塞いで刺激をブロックする乳酸アルミニウムの薬用成分をW配合することで、知覚過敏を効果的に予防します。
また、むし歯予防に有効なフッ化ナトリウムを1450ppmと高濃度配合し、歯周病予防に効果のあるβ-グリチルレチン酸配合で、腫れや出血を抑えます。
その他にも、タバコのヤニを落とす成分や、ステイン(黄ばみ、くすみ)除去に効果のある清掃剤を配合しているので歯のトータルケアができます!
知覚過敏予防歯磨き剤の特有の味が気になって、知覚過敏ケアが長続きしなかったという方でも、
「メルサージュ ヒスケア」は、グレープフルーツミントとソフトミントの2種類のフレーバーがあるのでおすすめです(^^♪

 

私も、「メルサージュ ヒスケア グレープフルーツミント」を使用しています。
以前は、着色汚れ除去の効果がある歯磨き剤、知覚過敏予防に効果がある歯磨き剤など、何本か使い分けていて少し面倒くさいなぁと思っていたのですが、今はメルサージュ ヒスケア1本でケアしています!
味もクセがなく、とても使い心地の良い歯磨き剤です😊

 

 

硝酸カリウム ⇒ カリウムイオン(K+)が歯の神経の周りで痛み(刺激)の伝達をブロックします
乳酸アルミニウム⇒  開口した象牙細管をふさぎ、刺激をブロックします
ポリエチレングリコール400⇒  タバコのヤニを落とす効果があります
フッ化ナトリウム⇒  むし歯予防に有効です。1,450ppm配合
β-グリチルレチン酸 ⇒ 歯周病予防に効果があります
シリカ、結晶セルロース配合⇒  ステイン(黄ばみ・くすみ)除去効果のある2種類の清掃剤を配合しています

 

 

 

メルサージュ ヒスケア 使用方法
⓵ まず、乾いた歯ブラシにヒスケアをつけて歯を磨きます。

⓶ その後、10㏄程度の水で1度だけゆすぎます。 (そうすることにより、多くの効果を得られます)

 

メルサージュヒスケアは 下記のような症状がある方におすすめです!
・知覚過敏症状のある方
・ホワイトニング処置前後の方
・着色汚れが気になる方
・歯周病、虫歯の予防もしたい方
・知覚過敏予防歯磨き剤特有の味が気になる方

ご購入の際はお気軽にお申し付けください☺

 

妊娠中に起こりやすいお口の変化について

歯科衛生士の大下です。当院の9月のブログ記事「妊娠中の歯科検診の大切さ」についての内容は皆さんご覧になられましたか?今日は妊娠中のお母さん向けにもう少し内容を掘り下げて「妊娠中に起こりやすいお口の変化」についてお話したいと思います。

 

皆さんは妊娠中に起こりやすいお口のトラブルについてどんな事を想像しますか?

 

実際に挙げられるものとして例えば、妊娠中はつわりが起こりやすいので、歯ブラシを入れただけでオエッとなりやすかったり、お口に胃酸が逆流して歯の表面が溶けやすくなるといわれています。

 

また食の好みが変わることで甘いものや酸っぱいものを好むようになる事や間食の回数も増える傾向にあるので虫歯のリスクが高くなるともいわれています。

 

そのほか、唾液が減りお口の中が乾きやすくなるので細菌の数が増えやすかったり

女性ホルモンが増えることで女性ホルモンを好む細菌の活動が活発になり歯肉が腫れたり出血しやすくなるともいわれています。

 

このような変化の中で今までと同じように健康なお口の状態を維持していくためには

妊婦さんの歯磨きのポイントとして、オエッとなりやすい方は普段より小さめの歯ブラシを選んでもらったり、下を向いて磨くことで嘔吐感が出にくくなるのでそのように磨いてみるのも一つかと思います。

また、酸味のある食べ物をよく口にする方は食後のうがいでリスクを減らすことができるともいわれています。

どうしても体調が悪いときは無理せず、できるときに丁寧に磨いてもらえれば大丈夫です。

 

妊娠中の方は市から歯科での妊婦検診の案内も届く時期ですので、普段から歯科に行っていなかった方はもちろん、普段から定期的に歯科に通っている方もこの機会に歯科に受診されることをお勧めします。

 

仮に歯科検診をきっかけに治療が必要になった場合、妊婦さんはレントゲンでの撮影や麻酔、処方される薬剤が“お腹の中の赤ちゃんに影響がないか?”という事を心配される方は多いのではと思います。

 

ですが、レントゲンは防護のエプロンをつけて撮影すれば年間の自然被ばく量(普通に生活をしてて受ける放射線の量)の1/100といわれていますので必要以上に心配する必要はありません。

 

麻酔については局所麻酔であればお腹の赤ちゃんへの危険性はほとんどないといわれています。(麻酔は帝王切開や無痛分娩に使われるものと同じものを使用しています)

 

薬剤についても鎮痛剤として処方するものは妊娠中でも比較的に安全に使用できるといわれているカロナール(アセトアミノフェンを必要最小限で処方しています)

 

実際に妊娠初期(0~15週)で治療が必要になった場合、この時期はつわりが起こりやすい時期なので痛みや炎症をひとまず止める応急処置にとどめておき、本格的な治療は安定期や産後にすすめていくのが良いかと思います。

 

妊娠中期(16~27週)に入ると徐々につわりも落ち着いてきますので、産後までの治療が待てない場合や産後の治療が難しい場合に外科処置を含む一般的な歯科治療を受けることができますので、このタイミングで歯科治療を済ませておくと安心かと思います。

 

妊娠後期(28~39週)に入ってくるとお腹も大きくなってくることで、仰向けの姿勢がツラくなってくる時期ですので体調にあわせた短時間の応急処置にとどめておくことが多いです。

 

治療が終わっても健康なお口の状態を維持することはとても大切ですので、産後は赤ちゃんと一緒に歯科検診に来ていただけたらと思っています。

当院では小さなお子さま連れのお母さんでも安心して通っていただけるよう努めています。

ご希望があれば子育て経験のあるスタッフがお子さんをお預かりすることも出来ますし、バウンサーもご用意していますので必要な場合はお気軽にお声かけください。

 

根面う蝕

こんにちは。衛生士の大原です。

少しずつ涼しくなり、過ごしやすい季節になりましたね。

医院の横に大きな金木犀の木があるのですが、小ぶりでかわいいお花が咲き誇り毎日とてもいい香りがしています。診療室からも金木犀が見える場所があり、窓から風が入ると優しい香りがふんわり入ってきて、秋らしさを感じます。ぜひ患者様にも金木犀の香りを感じながらリラックスして治療、メインテナンスを受けて頂きたいです。ブログを見ました!と言って下さればぜひそちらのチェアへご案内しますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は『根面う蝕』についての話をさせて頂きます。

根面う蝕とは歯の根元にできる虫歯の事で、年齢を重ねるにつれ増加します。

皆さんは以前よりも歯が長くなったと感じたことはありませんか?

歯周病や加齢、過度なブラッシング圧などで歯肉の退縮が起こると、

歯の根っこ(根面)が露出します。見た目も気になりますが、それ以上に問題なのが

この根っこ(根面)の部分はとても虫歯になりやすく、進行が止まりにくいという事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯の構造はエナメル質と象牙質の大きく二つに分けられます。

エナメル質の組織は無機質が95%、有機質と水分が5%でとても硬い材質です。

根面の象牙質は無機質69%、残りの31%は有機質(有機質のほとんどはコラーゲン)で硬さはエナメル質に比べて4分の1未満と言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エナメル質はハイドロキシアパタイトの結晶で、象牙質はコラーゲンを足場にしてハイドロキシアパタイトの結晶がくっついています。この構造の違いにより象牙質はエナメル質に比べて酸に弱く溶けやすいのが特徴です。

 

通常お口の中のPhは6.8~7.0の中性です。

エナメル質が酸によって溶け出すのはPh5.5程度ですが、酸に弱い根面の象牙質はPh

6.0~6.8で容易に溶け出します。

そのためエナメル質が無事でも象牙質の根面だけが虫歯になってしまいます。

唾液にはエナメル質のハイドロキシアパタイトを修復する作用がありますが、象牙質のコラーゲンを修復する作用はないため虫歯がどんどん進行していきます。

これが根面は虫歯になりやすく、進行が止まりにくい理由です。

虫歯予防にはシュガーコントロールやプラークコントロールが大切ですが、根面う蝕に限って言えば歯肉を下げない事が一番の予防になります。

歯肉が下がって根面が見え始めたら、歯が危険にさらされているサインです。

今まで虫歯に縁のなかった方でも新たなリスクの発生により根面が虫歯になる可能性があります。

 

【根面う蝕を防ぐためのポイント・・・】

 ①過度な力をかけすぎないよう注意して、丁寧なブラッシングをする

 ②フッ素を有効に活用する(根面う蝕予防に特化した歯磨剤やフッ素洗口剤を使う)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③歯科医院でメインテナンスを受ける

 

根面う蝕はとても厄介な虫歯で、歯科医院でのプロフェッショナルケアと、ご自宅でのセルフケアが必要不可欠です!

川原けんこう歯科医院では、皆様のお口の状態に合わせたセルフケアを提案させて頂きます。ぜひ検診、メインテナンスにお越し頂き歯科衛生士にご相談ください。

舌、口臭ケアについて

こんにちは。
スタッフの武内です。
猛暑も過ぎ去り、秋を感じる日が増えてきました。

今回は当院で販売している歯ブラシ用品について一部をご紹介したいと思います。

皆さん、舌苔(ぜったい)とはご存知ですか?
舌苔は、舌の表面を苔のように覆っている汚れのことを指します。
舌の表面は一見平坦のようですが、
実は非常に微細なひだが無数に存在しています。
これらの突起は「舌乳頭(乳頭は「突起」の意)と呼ばれ、毛足の長いじゅうたんのような構造になっています。この”肉のじゅうたん”に、

新陳代謝ではがれたお口の粘膜の細胞や細菌が付着します。
そしてそれがベットリと厚い層になったものが舌苔なのです。

舌苔がない状態だと、舌の表面には無数の小さな白い点と、それより大きな赤い点がポツポツと見えます。

それぞれ舌乳頭の一種で、白い点は「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」、赤い点は「茸状乳頭(じじょうにゅうとう)」といいます。

糸状乳頭は表層が角質化しているので白く見えます。

糸状乳頭の白い点を舌苔と勘違いして、歯ブラシでゴシゴシと磨いてしまう方もいらっしゃいますが、それはよくありません。

 

それが原因で、舌を傷つけて、出血による口臭が生じたり、味覚に影響してしまうおそれがあります。

白い斑点が見えるのなら、舌苔はできてないと考えてよいです◎

 

 

 

 

 

 

 

 

舌苔を落とす時は、歯ブラシそのまま磨くより、舌を傷つけないよう、やわらかい毛の舌ブラシで磨くことをおすすめします。

★使い方のポイント★

・力を入れずに、ブラシをなぞるように動かす。

・動かす方向は奥から手前に。

・できれば1回磨くごとに口とブラシをすすぐ。

・磨きすぎにはご注意を!

当院では現在、『エビス 舌クリーナー・ラバーグリップ』を取り扱っております。

 

商品の詳細詳細はこちら↓↓

https://www.ebisu-grp.co.jp/products/detail/320/

 

 

 

 

また、殺菌作用のある洗口液を併用するのもおすすめします。

殺菌作用のある洗口液は、口臭予防に効果的です。

★使い方のポイント★

・歯みがきのあとに使用する。

・製品が推奨している時間分、口に含む。

 

当院では現在、2種類の洗口液を取り扱っております。

1つ目は、『コンクールF』という商品です。

コンクールFに含まれる殺菌成分は、むし歯・歯周病・口臭の原因となる細菌の繁殖を長時間抑制します。

また刺激が少なく、ほのかな爽快感なので洗口液の刺激が苦手な方でも、無理なく毎日ご使用いただけます。

当院では、歯肉の炎症がある方におすすめしております。

商品の詳細はこちら↓↓

https://www.weltecnet.co.jp/products/concool/concoolf/

 

 

 

 

2つ目は、『Check Up フッ化ナトリウム洗口液0.1%【ライオン】 』という商品です。

こちらは歯質を強化し、むし歯を予防する効果があります。

商品の詳細はこちら↓↓

https://www.lion-dent.com/client/products/basic/checkupfukka.htm

 

 

 

 

また当院では、プレミアムパスポートをご提示で、歯ブラシ用品など全品10%OFFにてご購入していただけます。

※2子世帯用、3子以上世帯用どちらも対象です。

 

その他ご質問や、購入希望の場合は、お気軽にスタッフまでお申し出ください😄♪

 

 

 

(参考資料:nico 2019年12月号

妊娠中の歯科検診の大切さ

こんにちは!歯科衛生士の野田です。
いつもご来院いただき、ありがとうございます。

 

当院では、歯周病予防やむし歯の予防のため定期的なメンテナンスの患者様が
多くいらっしゃいます。なかには妊婦検診を受ける患者様もおいでます。

 

妊娠中の歯科健診は実はとっても大切な事です!
それではなぜ大切なのでしょうか?

 

妊娠中は「エストロゲン」、「プロゲステロン」という2つの女性ホルモンの関係で
口内環境が変化し、歯や歯ぐき(歯肉)のトラブルが起こりやすくなっています。
このことを妊娠性歯肉炎または妊娠性歯周炎と言います。
妊娠性歯肉炎は、歯ぐきの腫れと歯ぐきからの出血が主な症状ですが、
妊娠中の歯周病はただ歯ぐきが腫れて出血するだけではありません。

妊娠中の歯周病は、早産や未熟児の原因になる可能性があると言われています。

 

通常、出産が近くなると、「プロスタグランジン」という物質が子宮で分泌されることにより、分娩が始まります。
しかし、歯周病により歯ぐきに炎症が広がると、それを抑えようとプロスタグランジンが作られてしまうため、

 

分娩時と同じように子宮の収縮が促され、早産が引き起こされてしまいます。

また、お母さんが歯周病である場合、通常の出産よりも2500グラム未満の低体重児の割合が

多いという調査結果が報告されています。お腹の赤ちゃんが正常な発育のためにも、

歯周病にならないように対策を行う必要があります。

 

妊娠中に歯周病になりやすい理由は、つわりによって歯磨きの回数が減ったり
十分にできないことで、磨き残しのプラークが増え、歯ぐきに炎症をおこします。

 

妊娠性歯肉炎の主な症状は、

 

・ 色が赤くなっている
・ ぶよぶよと腫れている
・ 歯と歯の間にある歯ぐきが、丸く厚みを持ってふくらんでいる
・ 歯をみがいた時に出血しやすい

 

4つの項目のうち1つでも当てはまると、歯肉炎になっている可能性が高いです。
ご自分でもチェックしてみて下さい。

 

歯肉炎や歯周病にならないために、

 

・体調のいいときに歯をしっかり磨く(セルフケア)

 

・歯医者で健診、クリーニングを受ける(プロフェッショナルケルケア)

 

この2つがとても大事です。妊娠中の健診やクリーニングは全週いつでも可能です。

 

ただ、妊娠中のつわりや体調は個人差がありますので、担当の産科の主治医に
必ず相談し、無理はせず、お身体を優先し、お大事になさってください。

ご予約時や来院された際は、必ず妊娠中ということ、産科の主治医から注意事項があることなど

スタッフにお伝え、母子手帳をお持ちください。

 

おなかの赤ちゃんとのご来院お待ちしております♪

 

深い虫歯の治療法について

こんにちは。歯科医師の松浦です。

今日は深い虫歯の治療法のお話をします。

 

 

 

 

 

 

 

 

C3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むし歯が歯の神経まで達している状態をC3とよびます。この状態では冷たいものにしみる(冷水痛)や何もしなくても痛い(自発痛)があることが多いです。
治療としては歯の神経が保存可能なもの(可逆性)か、保存不可能なもの(不可逆性)かを鑑別して治療方針をきめます。
可逆性の歯髄炎(歯の神経が炎症を起こしている。)の場合歯の神経を保存する歯髄の保存療法(フェノール類などによる歯髄鎮静消炎療法、露出した神経に水酸化カルシウムで蓋をする直接覆髄法・暫間的関節覆髄法)を行います。
非可逆性歯髄炎と判断した場合はその範囲により、断髄または抜髄をします。
断髄というのは歯冠の部分の歯の神経だけを取って、根っこの部分の歯の神経は残すことを言います。一方抜髄というのは歯の内部に存在する歯の神経を取り去ることをいいます。

 

 

 

抜髄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯の神経に生じた感染や損傷が歯の根っこの方まで波及しているとき、歯の神経をすべて取ることによって炎症が根っこの先の組織へ拡がってしまうことを防止し、また痛みを取り除くことを目的としています。

歯の根っこのトンネルの拡大・形成(感染した歯質を除去)と薬物により、歯の神経の入っていたトンネル内を無菌的にした後、歯の根っこのトンネルを生体に無害な物質(根管充填材:半固形充填剤、固形充填剤、糊剤)で隙間なく封鎖します。

 

*抜髄:俗にいう「歯の神経」を除去すること。歯の神経のある歯を一般的に「生活歯」、抜髄処置を行った歯を「失活歯」といいます。

 

*根管充填剤:空洞となった歯の根っこのトンネル内を緊密に封鎖するために使用される歯科用材料。固形剤(ガッタパーチャという天然ゴム性のものがもっとも多い)と糊剤(水酸化カルシウム剤など)があります。充填剤にはX線造影剤(レントゲンで白く映る物)が含まれており、充填済みか否かはX線検査にて判別可能になっています。

 

 

C4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯の頭部分が崩壊して根っこだけ残った状態を呈します。歯の神経が壊死したあとに、細菌が侵入して歯の根っこのトンネルだけではなくトンネル内の壁や壁の中の小さな穴(象牙細管)内にも細菌感染が生じた状態(感染根管)です。

感染根管が放置されると、やがて歯の根っこの先の穴を介して歯の根っこのトンネル内の細菌に由来する病原性の物質が歯の根っこの先の穴の外の組織に放出され根尖性歯周炎を引き起こします。

治療:通常感染根管処置(根っこのトンネル内の汚染物質ならびにトンネルの壁の感染物質を除去および薬物により無菌化した後に根管充填材の薬を緊密に充填する処置)を行いますが、中々良くならない場合は外科的歯内療法と呼ばれる治療を行います。

また。歯質の破壊が著しく、被せものをする処置が困難な場合や病巣感染の原因歯であることが疑われ、徹底的な感染の除去が必要な場合、抜歯を選択することもあります。

 

 

 

*抜髄と感染根管処置

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抜髄は生活反応のある(生きている)歯の神経組織を掻き出す処置で、麻酔が必要です。

一方、感染根管処置は歯の神経が壊死した状態で行われる処置で、多くの場合、麻酔を必要としません。

 

 

 

 

*外科的歯内療法

歯の根っこのトンネル経由の処置だけでは治療困難な根の先の病巣が存在する時、また歯内療法の偶発事故が生じた時に歯の根っこや歯の根っこの先の組織に直接外科的にアプローチして行う治療法です。

 

 

 

 

歯冠部を修復する方法(歯冠補綴)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口のなかに出ているが、重度のう蝕(C3からC4)などによりなくなった場合は、歯の根っこに柱(支台)をたてて歯冠部を修復します。

 

歯の根っこのトンネル内に支台を立てるスペースを形成します(根管形成)

根管を利用して支台をたてます

支台に人工歯冠(クラウンとよばれる被せもの)を被せて歯冠部を再現します

クラウンという被せものには金属で作られたものやレジン(プラスチック)で作られたもの、セラミックス(陶材)で作られたものなど様々な種類があります。

様々な被せものの模型が院内にありますのでぜひご相談ください!

 

上唇小帯これって異常?

こんにちは、衛生士の山本です。暑い日がまだまだ続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

夏休みに入り、お子さんの歯のメンテナンスもたくさん来ていただいています。ありがとうございます。

 

きょうは小さいお子さんのお口でたまに親御さんからご相談を受ける上唇小帯についてお話します。

 

お子さんの1才半健診や3才児健診で上唇の中央をめくると、前歯の上にピンと張ったスジを指摘されたことはありませんか?

この粘膜と歯ぐきをつないでいる筋のことを上唇小帯(じょうしんしょうたい)といいます

特に乳幼児の小帯は幅が太くて長く、上の前歯の間に割って入るようにくっついている場合が多いため、この時期であればそんなに心配する必要はありません。

たいていは成長とともに上あごも成長し、位置が上へ変化し幅も狭くなっていきますので極端なものでなければ様子を見て頂いて大丈夫です。

なぜ健診で指摘されるの?

このタイミングでお父さんお母さんに健診で指摘されるには理由があります。

 

汚れやすく、歯ブラシがしづらいために虫歯歯肉炎になりやすい

乳幼児期は特に小帯がやわらかいので傷つきやすく、歯ブラシが当たるととても痛く、お子さんが仕上げ磨きを嫌がる原因にも。

また、小帯の場所があまりにも歯に近いと汚れがたまりやすく虫歯になりやすいので要注意です。

磨くときのポイント!

人さし指で筋に当たらないようにカバーしながら人さし指に歯ブラシをそわせるように磨くと痛がらず磨きやすいです。

 

 

永久歯が出てくる邪魔になったり、歯並びかみ合わせに影響も

永久歯が生え変わる6、7歳、もしくは犬歯(糸切り歯)が生えてきた段階でも付着状態が変わらず、それによりかみ合わせや歯並びに影響がでる可能性があれば切除術を行う場合もあります。

手術というとご不安かと思いますが少量の局所麻酔で短時間で終わり痛みも少ないです。もちろん保険適用です。

 

ただし、必ずしも隙っ歯などの原因がすべて小帯にあるとは限りません。いくらむずかしい処置ではないとしてもほんとうに必要な処置であるかどうかはとても大事です。

 

他にも、舌のうら側にある舌小帯について指摘されることもあります。

小帯が短い、舌を持ち上げたときにハート形にくびれるようになっている場合は舌の動きが抑制され、嚥下(飲み込み)や発音の際に影響が出る場合があります。

ただしこれも下あごの成長の過程で変化していく場合がありますので状態の診査をしたうえで経過をみていく場合もあります。

 

一番たいせつなことは異常であってもそれが機能的、審美的に問題があるかによってどう判断するか、適切な時期に適切な処置をすることが大事だと思います。

 

もしも不安や疑問に思われることがあればお気軽にご相談ください。

訪問診療行っています。

こんにちは。歯科衛生士の平戸です。

今回は歯科の訪問診療についてお話させていただきます。

 

 

通院が困難な方のために、お医者さんだけでなく、歯科も訪問診療を行っています。

 

 

厚生労働省によれば、要介護認定を受けているかたの数は、2019年3月末時点で658万人。

75歳以上の後期高齢者の増加とともに、2040年には950万人を超えると推測されています。

 

 

ですが一方で、歯科受診率は75~79歳をピークにその後急速に減少。

むし歯や歯周病、入れ歯のトラブルなど、お口に問題を抱えているのに適切な歯科治療を受けることが出来ないままの方が数百万人いると考えられています。

 

 

「おじいちゃん・おばあちゃんが入れ歯の調子が悪くて痛そうにしている」

「歯が痛く、食事を食べるのが辛そう」

「お口がにおう」

 

でも歯医者さんへ連れて行くのはとても大変…。

 

どうにかして通わなきゃと思いながらも、食事や着替え、お風呂、トイレなど体のお世話で忙しくお口の中まで手が回らない事も多いです。

通院出来ないからと諦めないでご相談ください!

川原けんこう歯科医院では、開院以来、在宅で療養されている方、病院、高齢者施設への訪問診療を行っております。

 

 

~歯科の訪問診療について~

 

・訪問診療は保険適用です。

保険診療でお伺いできる範囲は、歯科医院から半径16キロ以内となっています。

 

・歯科医院への通院が困難な方が対象です。

病気や体力の低下、認知症などで介護を受けている高齢のかたに限らず、障害をお持ちで通院が困難な方も対象となります。かかりつけの歯科医院があれば、そちらにご相談ください。

 

・特別養護老人ホームや介護老人保健施設に入所している方も訪問診療を利用できます。

施設ごとに協力歯科医院が登録されていますの、でまずは施設のスタッフにご相談ください。

かかりつけの歯科があり、協力歯科医院以外の訪問診療を受けたい場合は、そのことをスタッフにお伝えください。施設の了承を得てからお伺いします。

 

・入院中の方は、病院に歯科が無い場合に訪問診療を受けられます。

医師や看護師に相談すれば歯科を紹介してもらえます。

 

 

 

~どんな治療をしてもらえるの?~

 

往診用の持ち運び可能なポータブルユニットがありますので、訪問診療でも歯科医院とほぼ同じ種類の治療が受けられます。むし歯の治療や、入れ歯の作製や修理、調整が行えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またお口を綺麗にするのは難しく、プラーク(細菌)や歯垢が溜まりやすいです。

そこから歯周病になっている方も非常に多いです。

 

歯周病は全身の病気に関連すると言われていますし、お口の中がプラークでいっぱいだと誤嚥性肺炎のリスクも高まります。

そこで定期的な口腔ケア(歯石取り・お口の粘膜や舌のケア・入れ歯の清掃)も受ける事が出来ます。

口腔内を綺麗にすることで誤嚥性肺炎の予防になりますし、患者さんもスッキリでき、口臭も減ります。

 

 

 

~訪問診療に準備するものはありますか?~

・保険証(お持ちであれば介護保険被保険者証)

・おくすり手帳

・治療機材を動かすためにお家の電源とお水をお借りします

 

 

 

通院が出来ないからと諦めず、かかりつけの歯科医院にご相談下さい。

かかりつけの歯科医院がない場合はケアマネジャー、地域包括支援センターにご相談下さい。

ぜひ歯科の訪問診療をご活躍ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(Nico2021年8月号参照)

 

デンタルフロスや歯間ブラシ使っていますか?

こんにちは

歯科衛生士の平田です。

 

みなさんは毎日の歯磨きでどのようなものを使用していますか?

今回はデンタルフロスと歯間ブラシについてのお話をさせていただきます。

 

歯科医院やドラックストアでデンタルフロスや歯間ブラシなどの

歯間清掃用具を見かけたことがある方は多いと思います。

ですが、実際どうやって使うかわからない、使い方は知っているけど継続して使うのはちょっと…

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この歯間清掃用具とは、歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間のプラークを除去するために使用する用具で、

デンタルフロスや歯間ブラシがあります。

 

では、実際に歯ブラシと歯間清掃用具を併用することでどのくらいプラークが除去できるのかというと

歯と歯の間のプラークは、歯ブラシだけでは60%程度しか取り除くことができませんが、

歯ブラシとデンタルフロスを併用することで79%、歯ブラシと歯間ブラシの併用で84%のプラークを除去することができます。

 

デンタルフロスと歯間ブラシの使い方

歯と歯の間のすき間の大きさに合わせて、使いやすいものを使用しましょう。

歯と歯にすき間がない箇所にはフロスを、すき間が開いている箇所には歯間ブラシが適しています。

 

デンタルフロスの種類

ホルダー型 持ち手があるので初心者の方や、お子様にも使いやすい

糸巻き型 必要な長さを使用でき経済的、持ち運びやすい

 

デンタルフロスの使い方

1.歯面に沿わせて、のこぎりをひくように内外に動かしながら歯と歯が接触している部分を通過するまで少しずつ入れます。

勢いでグッと入れないように。

★取り出すときも同じようにのこぎりをひくように動かしながら行いましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.歯と歯が接触している部分を通過したら、内外に横方向にこすりながら操作します。

★歯の両側面をきれいにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.歯の側面に当てて、3回ほど上下に動かします。反対側の歯も同様に行います。

★歯肉を傷つけないように注意しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホルダー型は繰り返し使用できます。糸の部分が細くなったら交換してください。

巻き型は毎回新しいものを使用してください。

デンタルフロスを使っていて、いつも同じ場所で引っかかったり、切れてしまうという場合は詰めものや、

かぶせものに不具合があり、虫歯になっている可能性があります。

また、デンタルフロスを使うと歯肉から血が出る場合は歯周病の疑いがあります。

 

 

歯間ブラシの種類

ナイロンタイプ プラーク除去力が高い(様々なサイズがある)

ゴムタイプ 初心者の方も使いやすい

 

歯間ブラシの使い方

歯肉の上を滑らせるように出口に向かってまっすぐに入れて、2~3回往復してプラークを取り除きます。

★内側と外側の両方向から使うとより効果的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下図の赤丸3点に沿わせて、数回磨きます。

★真ん中を通すだけではきれいになりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯間ブラシの選び方

歯間ブラシのサイズは、細すぎるとプラークが残り、太すぎると歯肉を傷つけてしまいます。

スッと抵抗なく挿入でき、動かした時にきつく感じないものを選びましょう。

初めて使うときは小さいサイズから試しましょう。小さいサイズでも入らない場合はデンタルフロスで清掃しましょう。

歯間ブラシの毛先が減ってきたり、ワイヤーが折れたら交換してください。

 

デンタルフロスや歯間ブラシは、誤った使い方をすると歯肉や歯を傷つけてしまいます。

これから使い始める方は、ぜひご相談ください。お口の状態に合ったもの指導させていただきます。

すでに使用している方で自分の使い方に不安のある方はチェックしてもらうのもおすすめです。

毎日のケアで歯周病や虫歯の予防をして、お口の健康維持を目指しましょう。

 

 

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