ブログ|金沢市寺町の歯科・歯医者|川原けんこう歯科

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インプラントと総入れ歯の費用比較: 自分に適した選択をするために

 

 

みなさん、こんにちは。

 

金沢市 寺町にある歯医者 川原けんこう歯科医院の院長、川原 賢功です。

新緑が眩しい季節になり、花々も各地で見頃を迎えています。

今年の夏は猛暑も予想されていますので、このごろの過ごしやすい時期に、外で元気よく過ごしたいですね。

 

 

 

さて、当院では、インプラント治療に力を入れております。

 

歯を失ってしまうと、生活の質が大きく低下することがあります。

そんなときに選べる主な治療法として「インプラント」と「総入れ歯」があります。

しかし、これらの治療法にはそれぞれ費用やメリット・デメリットが存在します。

本記事では、インプラントと総入れ歯の費用面を中心に、具体的な治療内容や選択のポイントについて詳しく解説します。

自分に最適な治療法を選ぶための参考にしていただければ幸いです。

 

目次

 

  1. インプラントと総入れ歯の概要
  2. インプラントの費用と治療内容
  3. 総入れ歯の費用と治療内容
  4. インプラントと総入れ歯の費用比較
  5. インプラントと総入れ歯のメリット・デメリット
  6. 治療法を選ぶ際のポイント
  7. まとめ

 

 

 

 

 

 

1. インプラントと総入れ歯の概要

 

インプラントと総入れ歯は、歯を失った際に用いられる主要な補綴治療法です。

インプラントは、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、そこに人工の歯を取り付ける方法です。

一方、総入れ歯は、歯茎に直接装着する取り外し可能な義歯で、複数の人工歯が連結されています。

両者は治療の方法や装着感、費用面などで大きく異なります。

インプラントはしっかりと固定され、自然な咬合感を提供する一方、総入れ歯は比較的低コストでありながら、取り外しが可能という利点があります。

しかし、選択にあたっては個々の健康状態や生活スタイル、予算などを考慮する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2. インプラントの費用と治療内容

 

インプラント治療の費用は、一般的に高額であり、1本あたり約30万円から50万円程度かかることが多いです。

費用には、診断、手術、人工歯の装着、アフターケアなどが含まれます。

治療の流れとしては、まず骨の状態を確認するための検査が行われ、その後、人工歯根を顎の骨に埋め込む手術が行われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

埋め込み後は、骨と人工歯根が結合するまでに数ヶ月の期間が必要となります。

その後、人工歯を取り付け、最終的な調整が行われます。インプラントの大きなメリットは、固定性が高く、自然な咬合感を得られる点です。

また、総入れ歯に比べて日常の取り扱いが簡単であり、長期間にわたって安定した使用が可能です。

ただし、治療期間が長く、費用が高額であることがデメリットとして挙げられます。

 

 

 

 

 3. 総入れ歯の費用と治療内容

 

総入れ歯の費用は、インプラントに比べて比較的安価で、全体で約10万円から30万円程度が一般的です。

費用には、診断、採石、試作、最終調整などが含まれます。

治療の流れとしては、まず口腔内の型を取り、それを基に義歯を作成します。

試作品を装着し、必要に応じて調整を行った後、最終的な総入れ歯が作成されます。

総入れ歯のメリットは、費用が抑えられること、取り外しが容易であること、メンテナンスが簡単な点です。

また、治療期間も比較的短く、一度の装着で使用を開始できます。

一方、デメリットとしては、固定性がインプラントに比べて劣り、食事中の違和感や発音の変化が生じる場合があります。

また、定期的な調整や義歯の交換が必要となることも考慮すべき点です。

 

 

 4. インプラントと総入れ歯の費用比較

インプラントと総入れ歯の費用を比較すると、インプラントは初期費用が高額である一方、長期的には耐久性が高く、メンテナンス費用が抑えられる場合があります。

例えば、総入れ歯は初期費用が低いものの、定期的な調整や交換が必要となり、長期的にはコストがかさむ可能性があります。

一方、インプラントは初期費用は高いものの、耐久性があり、適切なケアを行えば長期間使用できるため、結果的には費用対効果が高いと考えられる場合もあります。

また、保険適用の範囲や補助金制度の利用も費用比較に影響を与える要素です。

地域や治療施設によっても費用が異なるため、複数の歯科医院で見積もりを取ることが重要です。

自分の予算や治療後の生活の質を考慮して、どちらがより適しているかを慎重に検討することが求められます。

 

 

 

 5. インプラントと総入れ歯のメリット・デメリット

 

インプラントと総入れ歯にはそれぞれ異なるメリットとデメリットがあります。

インプラントのメリットとしては、安定した固定性、自然な見た目と咬合感、隣接する歯に負担をかけない点が挙げられます。

また、骨の吸収を防ぎ、顎の形を維持する効果もあります。

一方、デメリットとしては、治療期間が長く、手術が必要であること、費用が高額であることが挙げられます。

総入れ歯のメリットとしては、費用が比較的低く、取り外しが簡単であること、治療期間が短いことが挙げられます。また、複数の歯を一度に補うことが可能です。

しかし、総入れ歯には固定性が低いため、食事中に外れる不安や発音の変化、歯茎への負担などのデメリットがあります。

これらのメリット・デメリットを理解し、自分の生活スタイルや予算、健康状態に合わせて最適な治療法を選ぶことが重要です。

 

 

 6. 治療法を選ぶ際のポイント

 

インプラントと総入れ歯のどちらを選ぶかを決める際には、いくつかのポイントを考慮する必要があります。

まず、自分の健康状態を確認することが重要です。

例えば、骨密度が低い場合や全身的な健康問題がある場合、インプラントの適用が難しいことがあります。

また、治療期間や生活スタイルに対する希望も重要な要素です。

インプラントは長期的な固定性を提供しますが、治療期間が長く手術が必要なため、すぐに使用を開始したい場合には総入れ歯が適しているかもしれません。

次に、費用面も大きな要素です。

初期費用や長期的なメンテナンス費用を総合的に考慮し、自分の予算に合った選択をすることが大切です。

さらに、歯科医師との相談も重要です。

専門家のアドバイスを受け、自分の口腔内の状態やライフスタイルに合わせた最適な治療法を選ぶことが望まれます。

最後に、家族や友人の意見も参考にし、自分にとって最も快適で満足できる治療法を選ぶことが成功への鍵となります。

 

 

まとめ

 

インプラントと総入れ歯は、どちらも歯を失った際の有効な補綴治療法ですが、それぞれに費用やメリット・デメリットが存在します。

インプラントは初期費用が高いものの、長期的な耐久性や自然な咬合感を提供する一方、総入れ歯は比較的低コストでありながら、取り外しが容易で治療期間が短いという利点があります。

費用面の比較では、長期的な視点でのコストパフォーマンスを考慮することが重要です。

自分自身の健康状態、予算、生活スタイルを総合的に判断し、歯科医師と相談しながら最適な治療法を選ぶことが、満足のいく結果を得るための鍵となります。

この記事が、インプラントと総入れ歯の選択において役立つ情報提供となれば幸いです。

奥歯のインプラント治療完全ガイド

こんにちは。

金沢市 寺町にある歯医者 川原けんこう歯科医院の院長、川原 賢功です。

暖かい日が続き半袖でも過ごしやすい日が増えてきましたね。

今年の夏も暑いのでしょうか?

 

前回に引き続きインプラントのお話です。

当院では、インプラント治療に力を入れております。

今回はインプラントについて詳しくお話していきます。

迷ってる方へ参考になれば幸いです。

 

 

 

まえがき


 

奥歯の欠損は、日常生活における食事や発音、さらには見た目にも大きな影響を与えます。

そんな奥歯の欠損を補う有効な方法の一つが「インプラント治療」です。

本記事では、奥歯のインプラント治療について詳しく解説し、治療の流れやメリットデメリット、費用面などを分かりやすく紹介します。

これからインプラント治療を検討されている方や不安を感じている方の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

目次


  1.  インプラントとは何か
  2.  奥歯にインプラントを選ぶ理由
  3.  インプラント治療のステップ
  4.  インプラント治療のメリットとデメリット
  5.  インプラントの費用と経済的な考察
  6.  インプラントケアと長期的なメンテナンス
  7.  まとめ

 

 

 

1. インプラントとは何か


 

 

インプラントは、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯を固定する治療法です。

通常、チタン製のスクリューが骨にしっかりと固定され、安定した基盤を提供します。

この人工歯根にクラウンと呼ばれる人工歯を装着することで、自然な見た目と機能を取り戻すことが可能です。

インプラントは、むし歯や事故、先天的な欠損など様々な原因で歯を失った場合に適用されます。特に奥歯の場合、咀嚼力が強いため、しっかりと固定されたインプラントが有効です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2. 奥歯にインプラントを選ぶ理由


奥歯は食べ物を噛み砕く際に大きな役割を果たします。

そのため、奥歯を失うと食事がしにくくなるだけでなく、咀嚼力の低下によって消化不良を引き起こす可能性もあります。

インプラントを選ぶ理由として、以下の点が挙げられます。

 

  1. 自然な咀嚼力の回復

インプラントは自分の歯のようにしっかりと固定されるため、食事中の違和感が少なく、自然な咀嚼感を取り戻すことができます。

 

  1. 周囲の歯への負担軽減

ブリッジ治療の場合、隣接する健常歯を削る必要がありますが、インプラントでは周囲の歯に負担をかけずに治療が可能です。

 

  1. 見た目の自然さ

最新の技術により、色や形も自然な歯に近づいており、審美的な面でも優れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 長期的な耐久性

適切なケアを行えば、インプラントは長期間にわたって機能し続けることが期待できます。

 

これらの理由から、奥歯の欠損に対するインプラント治療は非常に有効な選択肢となります。

 

 

 

3. インプラント治療のステップ


 

インプラント治療は、いくつかのステップに分かれて進行します。以下に主なステップを紹介します。

 

  1. 初診と診断

歯科医師による口腔内の検査やレントゲン撮影を通じて、骨の状態や欠損部分の確認を行います。

必要に応じて、CTスキャンなどの詳細な画像診断が行われることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 治療計画の立案

患者さんの口腔の状態や希望に基づき、具体的な治療計画が作成されます。

治療方法や使用するインプラントの種類、治療期間などが説明されます。

 

 

  1. インプラントの埋入手術

局所麻酔下で、チタン製のインプラントを顎骨に埋め込みます。

奥歯の場合、咀嚼圧に耐えられるように慎重に行われます。

 

 

  1. 骨結合期間

インプラントと骨がしっかり結合するまで、通常3~6ヶ月の期間を要します。

この期間中は、インプラント周囲の感染を避けるためのケアが重要です。

 

  1. 人工歯の装着

骨結合が確認された後、アバットメントを介して人工歯を装着します。

最終的なクラウンが取り付けられ、治療が完了します。

 

各ステップには詳細なプロセスが含まれ、患者さん一人ひとりに合わせた対応が求められます。治療前には十分なカウンセリングを受け、不明点や不安を解消することが大切です。

 

 

 

4. インプラント治療のメリットとデメリット

 


メリット

 

  1. 自然な咀嚼力

インプラントはしっかりと固定されるため、自然な咀嚼力を回復できます。

 

 

  1. 審美性の高さ

見た目が自然なため、笑顔にも自信が持てます。

 

 

  1. 長期的な耐久性

適切なケアを行えば、インプラントは長期間使用可能です。

 

 

  1. 周囲の歯を削らない

ブリッジと異なり、隣接する歯を削る必要がありません。

 

 

 

デメリット

 

  1. 治療期間が長い

骨結合期間を含め、治療全体に数ヶ月を要します。

 

 

  1. 費用が高額

保険適用外の場合が多く、初期費用が高くなります。

 

 

  1. 手術のリスク

感染やインプラントの不安定、神経損傷などのリスクがあります。

 

 

  1. 維持管理が必要

定期的なメンテナンスが必要であり、自己管理も重要です。

 

 

これらのメリットとデメリットを十分に理解し、自分にとって最適な治療方法を選択することが重要です。

 

 

 

5. インプラントの費用と経済的な考察


 

インプラント治療の費用は、使用するインプラントの種類や治療の複雑さ、地域や歯科医院によって異なります。

一般的には、一本あたり40万円から50万円程度が目安とされています。以下に費用に関するポイントを挙げます。

 

 

  1. 初期費用

インプラント本体、手術費用、人工歯の作成費用などが含まれます。事前に見積もりを確認し、詳細を把握することが重要です。

 

 

  1. 追加費用

骨移植や上顎洞リフトなど、治療に必要な追加手術が発生する場合があります。これらも総費用に影響します。

 

 

  1. 保険適用

現在、多くのインプラント治療は保険適用外ですが、一部のケースや医療保険プランによっては補助が受けられる場合があります。

 

 

  1. 長期的なコスト

インプラントは長期的に見ればコストパフォーマンスが高いとされていますが、定期的なメンテナンスや必要に応じた修復費用も考慮する必要があります。

 

 

 

経済的な負担を軽減するためには、複数の歯科医院で見積もりを取り、納得のいくプランを選ぶことが大切です。また、支払い方法や分割払いのオプションも確認すると良いでしょう。

 

 

 

 

6. インプラントケアと長期的なメンテナンス


 

インプラントの長寿命を保つためには、日常的なケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。以下に主なケア方法を紹介します。

 

 

  1. 正しいブラッシング

歯ブラシや歯間ブラシを使用して、インプラント周囲の歯垢をしっかりと除去します。特に奥歯は食べ物が溜まりやすいため、丁寧に磨きましょう。

 

 

  1. 定期的な歯科検診

最低でも半年に一度は歯科医院で検診を受け、インプラントの状態を確認します。早期発見・早期対応がトラブル予防につながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 生活習慣の改善

喫煙や過度な飲酒はインプラントの成功率を下げる可能性があります。健康的な生活習慣を心がけましょう。

 

 

  1. 適切な食事

インプラント治療後は、硬い食べ物を避けるなど、食事内容に気を付ける時期があります。治療後の指導に従いましょう。

 

 

適切なケアを続けることで、インプラントは長期間にわたり安定した機能を保つことができます。患者さん自身の努力と歯科医師との連携が重要です。

 

 

 

まとめ


奥歯のインプラント治療は、欠損した歯の機能と審美性を回復する非常に有効な方法です。

自然な咀嚼力の回復や周囲の歯への負担軽減など多くのメリットがありますが、一方で治療期間や費用、手術リスクなどのデメリットも存在します。

治療を検討する際は、専門の歯科医師とよく相談し、自分のライフスタイルや経済状況に合った最適な治療法を選ぶことが重要です。

また、インプラントは長期的なケアが必要な治療法であるため、日常的なケアと定期的なメンテナンスを怠らないことが成功の鍵となります。

奥歯のインプラント治療に関する正しい知識を持ち、安心して治療を受けられるよう準備を進めましょう。

インプラントが不向きな場合とは?知っておくべきポイントはこれ!

みなさん、こんにちは。

金沢市 寺町にある歯医者 川原けんこう歯科医院の院長、川原 賢功です。

桜の見ごろもそろそろ終わり、春の日差しが暖かくなってきましたね。

外へ出たくなるような、気持ちのいい晴れの日が増えてきて、私も春を感じています。

 

さて、当院では、インプラント治療に力を入れております。

前回に引き続き、インプラントのお話を持ってきました。

今回は、インプラント治療を検討されている方に向け、インプラントについてよく質問を頂く内容についてお話していきます。

 

 

まえがき

 

インプラントは失った歯を取り戻すための優れた治療法として多くの方に選ばれています。

しかし、すべての人にとって理想的な選択肢ではありません。

健康状態や生活習慣、骨の状態など、さまざまな要因がインプラントの適否に影響を与えます。

本記事では、インプラントが不向きなケースやその理由について詳しく解説し、他の治療法についても触れます。

インプラント治療を検討している方や、治療の適否を知りたい方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

目次

 

  1. インプラント治療の基本
  2. インプラントが不向きな健康状態
  3. 骨量不足とその対策
  4. 喫煙者におけるリスク
  5. 高齢者とインプラント治療
  6. 妊娠中・授乳中の注意点
  7. インプラント以外の選択肢
  8. まとめ

 

 

 1. インプラント治療の基本

 

インプラント治療は、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。

この治療法は、自然の歯に近い見た目や機能を回復できる点が大きなメリットです。

しかし、成功率を高めるためには、患者さんの健康状態や骨の状態が適していることが重要です。

特に、インプラントがしっかりと骨と結合することが必要であり、これが達成できない場合、治療が不向きとなることがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2. インプラントが不向きな健康状態

 

インプラント治療が不向きな健康状態には、糖尿病や骨粗鬆症などの慢性疾患が含まれます。

糖尿病患者さんは、治療後の傷の治癒が遅れる可能性があり、インプラントの定着が難しくなることがあります。

また、免疫力が低下している方や自己免疫疾患を持つ方も、感染リスクが高まるため、インプラント治療は慎重に検討する必要があります。

これらの健康状態にある場合は、他の治療法を選択することが推奨されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3. 骨量不足とその対策

 

インプラントを固定するためには、十分な骨量が必要です。

特に長期間にわたる歯の喪失や顎の萎縮が進んでいる場合、骨量が不足していることがあります。

このような場合、骨移植や骨増生手術が必要となり、治療期間が長くなる可能性があります。

しかし、これらの手術には身体的・経済的な負担が伴うため、インプラントが不向きと判断されることもあります。

骨量が不足している方は、治療の選択肢についてしっかりとご相談ください。

 

 

 

 

 4. 喫煙者におけるリスク

 

喫煙はインプラント治療において大きなリスク要因となります。

喫煙者は歯周病を発症しやすく、治癒力も低下するため、インプラントの定着が難しくなります。

また、喫煙による血流の低下は、インプラント周囲の組織の健康にも悪影響を与えます。

これにより、インプラントの失敗リスクが高まるため、喫煙者の場合は治療を慎重に検討する必要があります。

喫煙を控えることで、治療成功率を高めることが可能です。

 

 

 

 

 5. 高齢者とインプラント治療

 

高齢者にとってもインプラントは有効な治療法ですが、全ての高齢者が適しているわけではありません。

加齢に伴い骨密度が低下し、歯周病のリスクが高まるため、インプラントの成功率が低くなる可能性があります。

また、高齢者は多くの場合、複数の慢性疾患を抱えていることが多く、インプラント治療に伴うリスクも増加します。

しかし、適切な健康管理と治療計画により、高齢者でも安全にインプラント治療を受けられる場合もあります。

個々の健康状態に応じた治療の選択が重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 6. 妊娠中・授乳中の注意点

 

妊娠中や授乳中の方にとって、インプラント治療は慎重に検討すべきです。

妊娠中は体調の変化が大きく、治療中のストレスや痛みが胎児に影響を与える可能性があります。

また、授乳中は薬の使用に制限があるため、麻酔や鎮痛剤の選択が限られることがあります。

そのため、妊娠中や授乳中の方は、インプラント治療を控え、出産後や授乳期間終了後に治療を行うことが推奨されます。

医師と相談しながら、最適なタイミングで治療を計画しましょう。

 

 

 

 7. インプラント以外の選択肢

 

インプラントが不向きな場合でも、他の治療法があります。

例えば、入れ歯やブリッジは、インプラントに代わる有効な選択肢です。

入れ歯は取り外し可能で、経済的にも比較的負担が少ないため、多くの方に適しています。

また、ブリッジは隣接する健康な歯を利用して歯を支える方法で、固定感があり快適に使えるメリットがあります。

これらの治療法は、インプラントに比べて手術が不要であり、身体的な負担が少ないため、インプラントが不向きな方にとって有効な選択肢となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 8. まとめ

 

インプラント治療は失った歯を取り戻すための優れた方法ですが、全ての方に適しているわけではありません。

健康状態や骨の量、生活習慣など、多くの要因がインプラントの適否に影響を与えます。

インプラントが不向きな場合でも、入れ歯やブリッジなどの代替治療法が存在します。

治療方法を選択する際は、歯科医師としっかり相談し、最適な治療法を選ぶことが大切です。

自身の健康状態と生活スタイルに合った治療を選び、快適な生活を取り戻しましょう。

 

 

 

 

 

お知らせ

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ご質問やご相談もお気軽にどうぞ!

インプラントの寿命と再手術!長持ちさせるためのポイントと注意点とは?

 

 

みなさんこんにちは。

金沢市 寺町にある歯医者 川原けんこう歯科医院の院長、川原 賢功です。

季節が移り、桜の開花情報を耳にするようになり、そろそろ寒さも和らぎそうな時期ですね。

 

今日はインプラントについてのお話です。

当院では、インプラント治療に力を入れております。

今回は、インプラント治療を検討されている方に向け、インプラントについてよく質問を頂く内容についてお話していきます。

 

 

 

インプラント治療は、失った歯を補うための効果的な方法として多くの方に選ばれています。

しかし、「インプラントの寿命はどれくらいなのか?」「再手術が必要になることはあるのか?」といった疑問を持つ方も少なくありません。

本記事では、インプラントの寿命や再手術に関する情報を詳しく解説し、長持ちさせるためのケア方法や再手術のメリット・デメリットについてご紹介します。

インプラント治療を検討されている方や既に治療を受けている方にとって有益な情報を提供しますので、ぜひご覧ください!

 

 

 

目次

  1. インプラントの寿命とは?
  2. インプラントが寿命を迎える主な原因
  3. インプラントの寿命を延ばすためのケア方法
  4. 再手術が必要になるケースとは?
  5. 再手術のメリットとデメリット
  6. まとめ

 

 

 

1. インプラントの寿命とは?

インプラントの寿命は、適切なケアとメンテナンスを行うことで、一般的に10年以上持つとされています。

インプラントの寿命は、患者様の口腔内環境や生活習慣、定期的なメンテナンスの有無などによって大きく左右されます。

適切なアフターケアを行うことで、インプラントの寿命を延ばし、長期間にわたって自然な歯と同様の機能を維持することが可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

具体的には、毎日の正しい歯磨きや定期的な歯科医院でのチェックアップが重要です。

例えば、嚙み合わせの調整や歯石の除去を定期的に行うことで、インプラント周囲の健康を保ち、長持ちさせることができます。

また、喫煙や過度な飲酒はインプラントの寿命を縮める要因となるため、生活習慣の見直しも重要です。

 

 

 

 2. インプラントが寿命を迎える主な原因

インプラントの寿命を迎える主な原因は、周囲の歯や骨の健康状態、インプラント自体の材質や設計、そして患者様のメンテナンス状況など多岐にわたります。

特に、インプラント周囲炎と呼ばれる骨の喪失が進行すると、インプラント自体が安定しなくなり、寿命を迎える可能性が高まります。

 

インプラント周囲炎は、プラークや歯石の蓄積によって引き起こされる炎症です。

この状態が進行すると、インプラントを支える骨が溶けてしまい、最終的にはインプラントがゆるんできたり、抜け落ちたりすることがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、噛み合わせの問題や過度な力のかかり方もインプラントに負担をかけ、寿命を縮める要因となります。

このため、治療後の適切なフォローアップが重要です。

 

3. インプラントの寿命を延ばすためのケア方法

インプラントの寿命を延ばすためには、日常的なケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。

まず、毎日の歯磨きは非常に重要です。フロスやインプラント専用のブラシを使用して、インプラント周囲のプラークをしっかりと除去することが求められます。

また、電動歯ブラシを使用することで、より効果的に歯垢を除去することができます。

 

次に、定期的な歯科医院でのチェックアップが必要です。

少なくとも半年に一度の定期検診を受けることで、インプラントの状態を早期に把握し、必要な処置を迅速に行うことができます。

例えば、インプラント周囲の歯茎の状態を確認し、必要に応じて深い清掃を行うことで、炎症の進行を防ぐことが可能です。

さらに、生活習慣の改善も重要です。

喫煙者の方は、喫煙がインプラントの失敗リスクを高めることが知られているため、禁煙を検討することが推奨されます。

また、栄養バランスの取れた食事を心がけることで、骨の健康を維持し、インプラントの安定性を保つことができます。

 

 

 

 4. 再手術が必要になるケースとは?

インプラント治療において、再手術が必要になるケースはいくつか存在します。

主な理由としては、インプラントの安定性が失われた場合や、インプラント周囲炎が進行した場合が挙げられます。

また、インプラントが正しく骨に結合しなかった場合や、インプラント自体が損傷した場合も再手術が必要となることがあります。

例えば、インプラント周囲炎が進行し、骨が著しく失われた場合、インプラントの抜去と再度のインプラント埋入が必要になることがあります。

このような再手術は、初回手術時よりも骨量が減少していることが多いため、骨移植やその他の補助的な処置が必要となる場合があります。

 

また、インプラントが破損した場合も再手術が必要です。

インプラントの破損は、過度な力がかかった場合や、製造上の欠陥が原因となることがあります。

このような場合、破損したインプラントを取り除き、新たなインプラントを埋入する手術が行われます。

 

再手術は、患者様にとって身体的・経済的・精神的な負担が大きいため、初回の手術と同様に慎重なケアとメンテナンスが重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 5. 再手術のメリットとデメリット

再手術には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

 

メリット

  1. 口腔内の機能回復:再手術によりインプラントが再び安定すれば、食事や会話などの日常生活の機能を取り戻すことができます。
  2. 審美効果の維持:インプラントが正常に機能することで、自然な歯並びや笑顔を維持することができます。
  3. 長期的な健康維持:適切な再手術により、口腔内の健康状態を維持し、他の歯への負担を軽減することが可能です。

 

 デメリット

  1. 身体的負担:再手術は初回手術と同様に、身体的な負担がかかります。手術中の痛みや術後の回復期間が必要です。
  2. 経済的負担:再手術には費用がかかります。初回手術に加えて再度の費用が発生するため、経済的な負担が増えます。
  3. 精神的負担:手術に対する不安やストレスが再び発生することがあります。また、再手術が必要になること自体が精神的なショックとなる場合もあります。

 

再手術を避けるためには、初回の手術後も継続的なケアとメンテナンスが重要です。

定期的なチェックアップや日常的なケアを怠らないことで、再手術のリスクを低減することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 6. まとめ

インプラントの寿命は、適切なケアとメンテナンスを行うことで長く持たせることが可能です。

インプラントが寿命を迎える主な原因には、周囲の歯や骨の健康状態、生活習慣、メンテナンス不足などが挙げられます。

寿命を延ばすためには、日常的な歯磨きや定期的な歯科医院でのチェックアップが欠かせません。

 

再手術が必要になるケースもありますが、これを避けるためには初回の治療後も継続的なケアが重要です。

再手術にはメリットとデメリットがありますが、適切なケアを行うことでリスクを低減することが可能です。

インプラント治療を検討されている方は、信頼できる歯科医院で十分な相談を行い、長期的な視点で治療を進めることをおすすめします。

健康な口腔内を維持し、快適な生活を送るために、日々のケアを大切にしましょう。

 

 

 

 

歯と歯の間のお掃除について

こんにちは。

 

歯科衛生士の岡田です。

 

雪も溶けてきて暖かい日が増えてきましたね。

加えて花粉もたくさん飛んでいるみたいですね😢

 

 

今日は歯間(歯と歯の間)お掃除についてお話していきます。

 

普段の歯のお掃除のとき歯と歯の間は何か使っていますか?

 

実は歯ブラシのみでの歯磨きでは歯垢(プラーク)除去率は60%と言われています。

ですが、フロスや歯間ブラシを使用すれば80%まで汚れを落とすことができます。

 

 

虫歯の好発部位は歯と歯の間です。残りの40%をそのままにしておくことで虫歯や歯周病の原因になります。

なので歯と歯の間の歯垢(プラーク)を除去してあげることは大切です。

 

 

 

フロスや歯間ブラシどっちを先にしたらいいか悩んだことはありませんか?

実は、フロス・歯間ブラシを先にするほうがおすすめです!

理由として、①フロス・歯間ブラシ②歯ブラシ のほうが歯垢(プラーク)除去率が良くなるそうです。

 

 

なぜ先に使うといいのか?

①米国歯周病学会誌で『フロスは歯磨きの前に行うことが最も効果的に歯垢(プラーク)を除去する理想的な順序である』という研究結果が報告されている。

②歯と歯の間の歯垢(プラーク)を除去してから歯を磨くことで歯磨き粉のいい成分(フッ素など)を歯の間に行き渡らせることができる。

以上の2点が主な理由となっています。

 

 

 

フロスと歯間ブラシ何が違う?

フロスは糸状のもの 歯間ブラシは針金に毛がついてブラシのようになっているものです。

使い分けとしては

フロスは歯と歯の間が狭い方 歯間ブラシはブリッジが入っているかた、歯茎が下がったと感じてる方におすすめしています。

 

 

日本ではフロスの使用率は2割と言われています。思っている以上に低いですよね。

 

 

なぜ歯の間を清掃するのは大切なのか?

口腔ケアを行うことはお口の中を健康に、きれいにするだけでなく、全身疾患の予防にもつながります。

歯周病と全身の健康が関係あります。聞いたことある というかたもいらっしゃると思います。

 

実は歯周病菌は歯肉から血管に入り込んで全身に巡ります。

例として 動脈硬化 脳梗塞 心筋梗塞 糖尿病 早産 低体重児出産 骨粗鬆症 などさまざまな病気があげられます。

 

 

 

フロス・歯間ブラシサイズや形いろいろたくさんあって、いざ買って使ってみようと思ってドラックストアなどに行くとどれを選べばいいか悩みますよね。

悩んでる方はメンテナンス(定期検診)のときに歯科衛生士に聞いてみてくださいね😊

 

口呼吸

こんにちは。

 

歯科衛生士の浦です。

 

この冬2回目の大きい寒波がきていますね。どれだけ雪が積もるのかと毎日ドキドキしています。

「雪すかし」は金沢の方言みたいですね!

 

 

今日は「こども」の歯並びについてお話していきます。

 

お子様の歯並びを気にされている親御様は多いものです。

お子様の歯並びは、矯正治療が必要なものと、成長とともに自然に正しい位置に落ち着くものに分けられます。

 

最近は5歳以上の4人中3人以上に、悪い歯並びや顎の成長不足があるといわれている子が多いです。

 

歯並びは遺伝するというイメージはありませんか?

実は、遺伝は5~20%で残りの80~95%は成長していく過程や、環境で決まっていきます。

 

今の歯並びに自然になったわけではなく、理由があって今の歯並びになっているのですが・・・

 

その理由はいろいろあります。

 

・指しゃぶり
・唇を噛む
・爪噛み
・口呼吸
・舌で歯を押す
・片側だけで食べ物を噛む
・頬づえ

 

今日はその中の口呼吸についてお話していきます。

口をあけて息をしてみてください。

今舌はどこにありますか?下に落ちていませんか?

 

舌は上顎についていることが正しいのですが、口呼吸をすると舌は上顎から離れ下に落ちます。

 

 

口の周り(唇・頬・舌)は筋肉が集まっていて口腔周囲筋とよばれます。

口腔周囲筋の誤った使い方で、バランスがくずれていき歯並びに悪い影響をあたえます。

 

舌も大きい筋肉なので正しい位置に舌がついていないと、顎が小さくなり歯が並ぶスペースがなくなってデコボコの歯並びになりやすいです。

 

そのため常に上顎に舌をつけておきたいのですが、鼻炎で鼻がつまっていると口呼吸になりやすいです。

またお口ぽかんも口呼吸になりやすく、本人が気づいていなかったり、親御様が声掛けをしたりしても何度も繰り返しおきてしまうものなので改善するのが難しいです。

 

 

口呼吸は他にもいろいろなデメリットがあります。

・体内に汚れた空気が入り込む

・体内のCO2濃度が下がりO2の供給確率が下がる

・睡眠中の脳の回復が悪くなる

・呼吸が浅くなる

・舌位が下がり気道が狭くなる

・姿勢が悪くなる

・CO2濃度が下がると平滑筋が収縮しやすくなる

・歯並びが悪くなる               等々・・

 

 

 

歯並びだけではなく、お子様の体の健康にも影響しますので口呼吸はできるだけ早い段階で改善できることが望ましいです。

 

川原けんこう歯科医院で行っている

「Myobrace System」は、

悪い歯並びやかみ合わせにつながる根本的な原因(呼吸やお口の癖など)にアプローチすることで、お口や歯の気になる症状の改善を目指す矯正治療法です。

 

特に成長期の子どもたちにとっては、自然な成長をサポートし、外科的手術を避けつつ、健康的な歯並びを実現できる点が大きな魅力です。

しかし、治療の成功には患者様自身の協力度が必要であり、エクササイズや装置の装着を継続することが求められます。マイオブレースは、特に将来の健康的な歯並びを形成したいと考える親御様にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

 

歯並びや口腔機能に不安がある場合は、ぜひ一度、歯科医院でのカウンセリングを受けてみることをお勧めします!

 

タバコについて

こんにちは

歯科衛生士の平田です。

今年の冬は大雪も少なく、石川では珍しく晴れ間が多いので気持ちがいいですね!

 

 

タバコには紙巻タバコ、加熱式タバコ、電子タバコ、水タバコがあります。

現在では紙巻タバコから新型タバコに切り替える方も多くなっているのではないでしょうか?

 

 

加熱式タバコ

アイコス、グロー、プルームテックなど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タバコ葉を燃焼させるわけではなく、加熱させて発生するエアロゾルを吸う

 

 

 

 

電子タバコ

 

 

 

 

 

 

 

 

カートリッジに入ったリキッド(グリセロールや香料などが入った溶液)を加熱し、そのエアロゾルを吸う

 

 

 

水タバコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火皿の上で燃やしたタバコ葉の煙を水パイプという器具で水にくぐらせて吸う

 

 

ここでは主に加熱式タバコについてお話したいと思います。

禁煙を目的に使用を検討される方もいらっしゃると思いますが、加熱式タバコは禁煙の手助けになるのでしょうか?

残念ながらそうとは言えないのです。

加熱式タバコは紙巻タバコよりも吸った感じが軽いため害が少ないと感じる方もいると思います。しかし、加熱式タバコに含まれるニコチンの量は紙巻タバコとほとんど同じなので、依存性はかわりません。ニコチンには強い依存性があるだけではなく血管収縮作用があるため身体への酸素や栄養の供給が妨げられます。

 

また、加熱式タバコは紙巻タバコより害が少ないと思っている方もいらっしゃると思います。しかし、加熱式タバコ特有の化学物質が従来の紙巻タバコより非常に多く発生することがわかっています。

新型タバコには、粒子状物質のように紙巻タバコと量が変わらないものもあればプロピレングリコールやグリセロールのように重い肺炎や気管支炎を引き起こす有害物質が大幅に増えているものもあります。

 

紙巻タバコと比較して加熱式タバコの健康被害が少ないかどうかは明らかではありません。一部では急性症状として肺疾患が報告されています。

加熱式タバコから出る煙は水蒸気ではなくエアロゾルという化学物質を含んだ有害な液体の微粒子です。このエアロゾルは肉眼で見えずらいのとにおいが薄いこともあり、受動喫煙を回避しづらくなるという問題もあります。

 

ニコチンの依存性は根深いため、どうしてもやめられないという方は多いと思います。喫煙は口腔疾患のリスク、全身の健康のリスクが増加します。また、不特定多数の受動喫煙のリスクも増加させます。

現在喫煙されている方はご自身の健康について今一度見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

 

参考文献 niko 2023年8月号

 

安心できる快適な治療を

こんにちは!

歯科衛生士の北川です。

金沢市も雪が降りましたね!

寒い日は続いていましたが、雪が降り始めたことから本格的に「冬きたな〜」と感じます。

今年の冬も体調管理をしっかりして乗り切りましょう!

 

今回私は川原けんこう歯科医院に新しく導入された2つの機械についてお話します。

①歯科用CT

(当院ではVeraview X800を使用しています)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機種や撮影範囲などにより違いはありますが、一般の医科用CTと比べ被曝量が1/8~1/50と少ないのが大きな特徴です。

歯が失われた部分の骨の厚みや深さ、上顎洞や下顎管までの距離を0.1ミリ単位で正確に計測し、歯牙や上顎洞の形態の三次元的イメージを把握できるので、口腔内X線法やパノラマ線写真のような二次元的イメージでは得ることの出来なかった情報を得ることができ、より的確な診断が可能になります。

撮影時間も十数秒で済むことや、医科用CTとは違って立ったまま(座ったまま)撮影するので患者様への負担を大幅に軽減することができます。

当院ではインプラント治療や根管治療、歯周治療など様々な場面で活用しています。

来年1月からは小児矯正の診断でも使用していく予定です。

 

②口腔内スキャナー

(当院では3ShapeTRIOS5を使用しています)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特徴としては、型取りを楽に正確に行えます。

デジタル印象採得装置で、従来では歯を削ったあとの型取りはアルジネートという粘土のようなものや、シリコンの材料でしていました。

患者様の中にも「型取り」と聞くと、嘔吐反射があることや、材料が固まるまでに時間がかかることから苦手意識を持たれてる方も多いと思います。

小児の患者様は特に、そのまま嘔吐につながる方も実際にいらっしゃるのが現実です。

口腔内スキャナーを使用すれば、硬化時間もなく、材料が喉の奥に流れてくる心配もなく、息苦しさもなく、時間をかけずに快適に型取りを行うことができます!

時間をかけずにできるので1回の治療の時間も短くなります。

当院では主にプラスチックの材質のCADCAMや、自費治療のセラミックの材質の補綴物の型取りに使用しています。

こちらも同様、来年1月から小児矯正の診断でも使用していく予定です。

 

この様に川原けんこう歯科医院は、新しい機材を増やすなど、患者様にとって苦手意識の高い「歯科」を少しでも安心且つ快適に治療を行える様、日々進化しています!

 

最後に皆様、今年も1年ありがとうございました。

昔から通って下さっている患者様、新しく足を運んでくださった患者様のおかげで毎日忙しく診療させていただきました。

来年からは診療時間の変更もあり、ご不便をおかけしますが新しくチェアも増え、少しでも多くの患者様が予約を入れやすくなる様、スタッフ一同日々話し合いを重ねて工夫して参ります。

まだまだ心配な日々ではありますが、皆様が笑顔で新しい年を迎えれますように。

来年も川原けんこう歯科医院をよろしくお願い致します。

歯磨きのタイミングについて

こんにちは。歯科衛生士の前田です。

 

 

毎日頑張ってお口のケアをしているのに、いまいち効果が実感できない

 

 

もったいないオーラルケアをしていませんか?

 

 

それは歯ブラシや歯磨き粉などのオーラルケアグッズの機能を十分に引き出せていないのかもしれません😮

 

 

ご飯を食べた後、すぐに歯磨きしていませんか⁉️

 

 

健康や美容のために、黒酢やグレープフルーツなどを毎日摂る人が増えています。

 

 

そうした酸性度の高い物飲食を摂ってすぐの歯磨きは、歯を傷めてしまう危険があります。

 

 

なぜならすっぱいものを飲食したあとは、により歯の表面が一時的に柔らかくなるからです。

 

 

これが習慣的に続くと酸蝕歯(さんしょくしょう)の原因になります。

 

 

その状態で歯磨きを毎日していると、やがて歯が摩耗して知覚過敏になったり、歯の内部の象牙質が露出してしまいます。

 

 

ですが、時間が経つと唾液の作用でお口のなかの中和されるので、30分ほど待ってから歯磨きをしましょう🪥🦷

 

 

📍一緒にほかの食品(パンやチーズなど)も食べて、お口のなかを強い酸性に傾けないという方法もあります。

 

 

ちなみに酸性度の高い飲食物を摂っていないのであれば、食後すぐ歯を磨くことでお口の中の汚れを落とし、むし歯菌歯周病菌が繁殖しにくい環境をつくることができ、食後時間を空けずに歯磨きすることが推奨されています💡

 

 

健康で長生き』のカギはお口の健康にあります。

 

 

適切なタイミング、正しい歯磨きの仕方でお口の健康を守りましょう。

 

 

(nico   2021.4参照)

妊娠中のお口のトラブル

こんにちは。衛生士の山田です。

今回は妊娠中に気をつけていただきたいことについてお話します。

 

なぜ、妊娠中にお口のトラブルがおこるのか?

そのひとつの原因に、妊娠中における女性ホルモンの分泌量の増加があげられます。これによって様々な変化が起こります。

さらさらだった唾液が粘り気を増したり、歯ぐきが腫れ出血がおおくなることがあります。

普段問題なかったお口の中に問題を感じていなくても、妊娠したことにより虫歯や歯周病になりやすい環境に変わってしまいます。

 

 

次に妊娠中の注意していただきたいことです。

 

 

妊娠初期

つわりにより繰り返される嘔吐、吐き気によって歯磨きができないことや丁寧にできないことがあったりと

お口に中を清潔に保てず虫歯や歯周病になりやすいお口に変化する時期です。

できるときに丁寧に磨くよう意識しましょう。

この時期は赤ちゃんの大事な器官がつくられたり、乳歯もつくられる時期になります。

 

 

このときの歯科治療は痛みや炎症をひとまず抑える応急処置になります。緊急性のない治療は避け本格的な治療は安定期か産後に行います。

 

妊娠中期

徐々につわりがおさまってきて歯磨きがしやすくなってきます。しかし、食欲が増して間食が増えるなど食生活の変化によって虫歯になりやすい時期になります。

 

産後まで治療を待てない場合や産後の治療が場合はこの時期に治療を行います。外科処置を含む一般的な歯科治療を受けることができます。このとき局所麻酔を行うことがありますが、赤ちゃんや体に悪い影響はありません。

 

妊娠後期

赤ちゃんが成長し胃が圧迫され一度に多くの量を食べられなくなりこまめに食べる必要があります。

そのため虫歯のリスクが上がる時期になります。食べるものを意識し、お砂糖があまり入ってないものを選ぶようにしましょう。

 

仰向けの体勢は大静脈が圧迫され低血圧症を起こしやすくなるため、体調に合わせ治療していきます。

 

 

妊娠中の歯磨きポイント

 

ヘッドの小さい歯ブラシで細かく動かして磨く

Y字のフロスを使う

体調の良いとき、磨ける時に丁寧に磨く

下を向きながら磨く

 

 

 

 

通院の際は母子手帳を必ずお持ちください。治療をはじめ、検診など分からないことや不安な事がありましたら気軽にスタッフまでお声かけください。また、赤ちゃんが生まれてからの治療もお子さんとお母さんが気軽に受診できるよう努めております。ご希望があれば、子育て経験のあるスタッフがお子さんをお預かり、またバウンサーのご用意してあります。気軽にスタッフまでお声かけください。

 

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男女が共に働きやすい職場環境づくりに取り組んでいる企業として、石川県から認定を受けております。