自分のことのように思いやる心を持って
はじめまして。
川原けんこう歯科医院の院長、川原 賢功と申します。
私は『忠恕(ちゅうじょ)』という言葉が好きです。論語の一節に『夫子の道は忠恕のみ』とあります。
『忠』とは、「自己の良心に忠実なこと」、つまり「まごころ」です。そして、『恕』とは「他人の身になってみて考える知的な同情」、つまり「思いやり」です。孔子が人生で一番大切なことだと説いたのがこの『恕』です。
【其れ恕(じょ)か。己の欲せざる所、人に施すこと勿(なか)れ】
まごころと思いやり。まごころを持って、人の心を自分のことのように思いやる精神です。
自身の生き方を省みながら、忠恕の生き方が大切であると感じています。
大学卒業後、ラグビー部の先輩の医院、北九州市のきただ歯科医院に勤務させていただきました。
北田栄治理事長、河原道晴院長のご指導のもと、小児からシニアの方まで、修復処置から高度な保険外診療まで実践的に叩き込まれました。ここで学んだのは「患者さん本位」という素晴らしい考え方で、きちんと説明することをはじめ、患者さんに満足してお帰りいただくということでした。今では当たり前のことで、これを基本に今の私の診療が成り立っています。
全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に困っている人々を助け、健康を守り育てる歯科医療をめざし、市民・社会に貢献すること。
という理念を胸に、先進の知見、技術、科学的な考え方と精密な治療を基にして、これからも皆様の健康のお役にたてるよう、努力を続けていきたいと考えています。
院長川原 賢功かわはら けんこう