ブログ|金沢市寺町の歯科・歯医者|川原けんこう歯科

診療時間
9:00~13:00 / / /
14:00~17:00 / / /

休診日:水曜・日曜・祝日

〒921-8033
石川県金沢市寺町1-6-38

tel. 076-241-2250
  • 地図
  • メニュー
  • アーカイブ

  • カテゴリー

パウダーメインテナンスについて

こんにちは。歯科衛生士の大原です。

北陸も梅雨入りし、ジメジメした日もありますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

天気が悪いと何となく気分も暗くなりがちですが、そんな時は自分だけの小さなご褒美を

沢山作って気分を上げるようにしています。

来月は川原けんこう歯科医院でビアガーデンに行く予定があるので、梅雨明けのイベントを楽しみに毎日を頑張ろうと思います!

 

今回はパウダーメインテナンスのお話です。

クリーニングで使用する機器で、超音波スケーラーの音や振動が苦手な方は多いのではないでしょうか?あの独特な『キーン』という音を聞くだけで怖いという患者さんも結構いらっしゃると思います。そこで近年主流になってきているのが、パウダーメインテナンスです。パウダーメインテナンスとは具体的にどのようなものか、どんなメリットがあるかを紹介させて頂きたいと思います。

 

当院ではメルサージュエピック2in1という機器を使用しています。

グリシンと呼ばれるパウダーを使用し、広範囲に水と粉末を歯面に吹き付けることで、バイオフィルムや着色を効率よくスピーディーに除去していきます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安心安全な優しいメインテナンス

グリシンはタンパク質の構成物質であるアミノ酸の一種で体内にもある安全な成分です。象牙質よりも柔らかいため、歯を傷つける事はありません。インプラントなどデリケートな補綴修復物にも使用可能です。

パウダー平均粒子径25㎛という非常に微細な粒子を吹き付けるので、歯列不正、歯間部、咬合面など器具の届きにくい部位の清掃が可能です。痛みはなく、感覚としては少しくすぐったい程度なので患者様には負担が少なくより快適にメインテナンスを受けて頂けます。ただ、知覚過敏の症状がある方はしみることがありますので心配な方は事前にお伝えください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パウダーメインテナンスのメリット

・不快な音や振動がない

・痛みが少ない

・歯の表面に傷をつけない

・器具が届きにくい部分も清掃が可能

・インプラント、セラミック、金属にも対応

・着色、バイオフィルムをスピーディーに落とせる

 

*パウダーメインテナンスはあくまでもバイオフィルムと着色の除去を目的としているので歯石は除去する事が出来ません。お口の状態に合わせて適応を判断しております。気になる点や、ご質問等があればお気軽にスタッフにお声がけ下さい。

 

痛みや機器の音が苦手で歯医者が怖いけど、緊張しながら頑張って定期的なメインテナンスに来て下さる方もたくさんいらっしゃいます。

患者様への負担が少なく、安全に効率よくクリーニングを行えるパウダーメインテナンスで、皆様にとって少しでも心地よいメインテナンス時間になればと思います。

レントゲンについて

 

こんにちは。歯科衛生士の浦です。

5月になり新緑が映える過ごしやすい季節となりました。

大型連休もあり息抜きができますね。

私は1年の中で5月が1番好きです。

 

 

 

今日はレントゲンについてお話していきます。

健康診断などでレントゲンを撮ったことがある方も多いのではないでしょうか?

 

 

まずレントゲンの原理から説明します。

X線照射装置からX線が放出され、体を通過します。X線の透過率の違いにより、X線が通過した部分は黒く、通過しない部分は白く映ります。この濃淡の違いを映しだしたのがレントゲン画像です。

 

 

 

・歯科レントゲンで白く映るもの

歯牙

薬剤や金属などの人工物

 

 

 

・歯科レントゲンで黒く映るもの

皮膚

筋肉

脂肪

 

に分かれます。

 

 

 

歯科医院では主に2種類のレントゲンがあります。

撮影方法で大きく分類するとフィルムをお口の中に入れる「口内法」とフィルムがお口の中に入らない「口外法」です。

 

口内法(デンタル)では一般的に、3本くらいの歯が収まる小さなフィルムをお口の中に入れて、撮影します。

 

 

デンタルレントゲン撮影で何がわかるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・虫歯の進行状態の確認

・隣接面カリエスの確認

・根管治療:根充後薬が根尖まで入っているかどうかの確認

・歯周病の進行状態の確認

・根分岐部病変の確認

・インプラント周囲の骨吸収状態の確認

 

が分かります。

 

 

もう1種類は、口外法(パノラマ)で、撮影装置が頭の周りをぐるっと回転して撮影し、上下左右の歯全体と周囲の骨も比較的広範囲に写し出します。

 

パノラマレントゲン撮影で何がわかるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • お子さんの歯の生え変わりの状態、先天性欠如歯の確認
  • 埋伏過剰歯や埋伏歯の確認
  • 親知らずの治療の有無の診断
  • 全顎的な歯周病の進行度合いの確認

 

 

が分かります。

 

 

そのため、状況によって撮影するレントゲンは変わります。

むし歯の大きさを確認する場合は、全体が大きく写るパノラマレントゲンよりも小さなフィルムで部分的に写るデンタルレントゲンのほうが分かりやすいです。

 

 

 

 

被ばく量が少ない

デジタルレントゲンは、従来のレントゲンと比べて、撮影時の被ばく量が1/4〜1/10程度と低く、安心して治療を受けることができます。

レントゲン撮影による、被ばく量を気にする方もいますが、日常的に浴びる放射線と比べても、ごく少量の被ばく量です。

また防護エプロンもありますのでご希望の方はお申し付けください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当院では初診の患者さまには口腔内写真とデンタルレントゲンの撮影をお願いしております。またメンテナンスをされている患者様もむし歯で経過を見ている箇所は、進行していないかなど定期的にレントゲンを撮らせていただき確認もしております。

最近検診にいけてないなどありましたらこの機会に全て調べてみるのはいかがでしょうか。

ご連絡お待ちしております。

 

 

参考資料

nico 2018年5月号

 

酸蝕症について

こんにちは、歯科衛生士の平田です。4月も中旬に入り、新生活にも慣れてきた頃でしょうか?

 

今回は酸蝕症(さんしょくしょう)のお話です。

酸蝕症とは、歯に胃酸や酸性の飲食物が繰り返し触れることで起きる病気です。

あまり知られていませんが軽度のものを入れると、全世代を通して4人に1人の方が罹患しているといわれています。

歯はもともと酸がとても苦手で、酸に触れると化学反応を起こして歯が溶けてしまうからです。むし歯もむし歯菌が出す酸によって歯が溶けて穴があいてしまう病気ですが、酸蝕症との大きな違いは被害の範囲です。

むし歯は限局的なのに対し、酸蝕症は酸が触れた歯面全てで起きるので広範囲に及びます。

酸蝕症は現代の食生活や、生活習慣との関わりが深い病気です。この機会に酸蝕症になりやすい要因を知っていただき、大切な歯を守っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2018年nico 2月号参照)

 

 

 

現在酸蝕症の原因として注目されているのが、「胃酸の口への逆流」です。現代人の10人に1人に逆流性食道炎の疑いがあり、罹患率は増加中なのだそうです。胃酸の逆流を誘発する代表的な因子は、炭酸飲料やすっぱいものの食べ過ぎ飲みすぎです。このほか、摂食障害による持続性の嘔吐と酸蝕症の深いかかわりも報告されています。

 

ではなぜ現代、酸蝕症の患者さんが増えているのでしょうか?

それは私たちの歯を取り巻く環境がここ十数年で様変わりしたからです。

季節ものだった柑橘類が一年中手に入るようになり、食卓では主菜にレモンやポン酢をかけ、デザートにオレンジやグレープフルーツが並びます。お酒も果汁たっぷりのチュ―ハイ、ワインが人気です。またおやつでは、炭酸飲料や柑橘ジュースがどこでも手に入るのに加えて、グミや梅菓子も私たちの歯が強い酸と出会う機会となっています。

もう一つ注目すべきは、健康志向。柑橘系果物を毎日欠かさず食べ、飲酢するかたが増えました。意識の高い人ほど熱心に続けるため、酸蝕症のリスクが増大します。酸の摂取は唾液が守ってくれる程度に抑えて、からだだけではなく歯の健康にも気を配っていきましょう。

 

子どもの酸食歯にも注意が必要です。

例えば…

毎日栄養ドリンクを飲んでいた

熱中症予防にスポーツ飲料を飲んでいた

干し梅にハマって毎日食べていたetc…

 

硬いエナメル質が溶けて薄くなったところにむし歯ができると進行が加速し、酸で軟化した歯は摩耗・咬耗しやすく、トラブルが複合的に拡大しやすくなります。

すっぱいものを積極的にとる健康法は、習慣的に続けてこそ良い結果が出ます。酸蝕症は歯に酸が繰り返し過剰にふれることで起こります。酸性のものを摂取した後はお水を一口飲むなど、歯をいたわる対策を立ててみてはいかがでしょうか。

永久歯の生え変わりは油断ができない?

永久歯の生え変わりは油断ができない?

 

こんにちは 歯科衛生士の白藤です。

2月に入り、温かくなったり寒くなったりで体調を壊しやすい時期になりましたね。

今回は乳歯から永久歯へと生え変わる時にみられる

過剰歯と欠如歯についてのお話です。

 

みなさんは過剰歯や欠如歯という言葉を聞いたことがありますか?

あごのなかで歯が余分にでき、ほかの歯が生えるのを邪魔するのが「過剰歯」。

 

 

 

(nico 2017 8月号 資料より一部抜粋)

 

 

 

 

 

歯があごのなかでうまく育たず、歯の本数が少ないのが「先天性欠如歯」です。

 

 

 

 

(nico 2017 8月号 資料より一部抜粋)

 

 

 

 

 

 

お子さんの乳歯が抜けたにもかかわらず永久歯がなかなか生えてこないと不安になりますよね。

そんな時歯医者さんに行くと、

「一度レントゲン(パノラマエックス線写真)を撮ってみましょう」

と言われることがあると思います。

レントゲンを撮る目的は余分な歯ができ前歯が生えるのを邪魔していないか、

あごの骨の中で永久歯がうまく育っているかを確認するためです。

そこで生えてくるはずの永久歯がみられない場合は欠如歯となります。

あごのなかで起きていることは外側から診てもわからないので

レントゲンを撮る必要があるのです。

 

永久歯の生え変わりはうまくいくことが当たり前というわけではないのです。

「過剰歯」は約30人に一人。「先天性欠如歯」はなんと約10人に一人の割合

でみられるのです。一人につき1本だけの場合もあれば

複数本の場合もあります。

どちらも先天的なもので原因は不明です。

 

~「過剰歯」を放置するとどうなる?~

過剰歯は、子供の頃に治療を受けずに放置してしまうと、

歯並びが悪くなるだけではなく、過剰歯の周りに「嚢胞」という

膿の塊ができてしまうこともあります。嚢胞が大きくなると、

永久歯の根っこをとかしてしまう恐れもあり、歯が

抜けやすくなってしまうことも。

処置としては抜歯などですが、必ず、どの過剰歯にも処置が

必要なわけではありませんので歯科医院で先生とよく相談してみましょう。

「欠如歯」の対処法

  • 乳歯をそのままにする(永久歯がない先天性欠如歯の場合、乳歯をあえてそのままにして使い続けるという方法)
  • 矯正治療を行う
  • 部分入れ歯をいれる
  • ブリッジ治療を行う
  • インプラント治療を行う

と対処法はいくつかありますが幼い年齢で行うには

なかなか判断が難しい治療もあります。

また欠如歯が見つかることでショックを受けられる親御さんもおられます。

ですがこうしたことは誰にでも起こりうることです。

 

永久歯がなかなか生えてこない時は一度歯科医院を受診して

診てもらうとよいでしょう。

もし過剰歯や欠如歯がみつかった時は

患者さまとしっかりご相談させていただきます。

また必要に応じて小児歯科の専門医や、子どもの患者さんの診療に慣れている

一般歯科で、治療を行うべきかどうか相談してみましょう。

口臭の原因はお口の中に!!

口臭の原因はお口の中に!!

 

こんにちは。歯科衛生士の藤田です。

今回は患者さんからご質問頂く、口臭についてのお話です。

 

※口臭の大きな原因の一つである舌苔(ぜったい)についての詳細は、2023年12月のブログをご参照ください。

 

皆さんは自分の口臭が気になったことはありますか。

あるメーカーが全国4700人を対象に口臭ケアに関する意識調査を行ったところ90.6%の人が「自分の口臭が気になったことがある」と回答したそうです。

 

口臭には「生理的な口臭」と「病的な口臭」があります。

 

「生理的口臭」

 

健康な人にも存在するにおい。じつは誰にでも、ある程度の口臭はあります!!

 

朝起きてあくびとともに息を吐きだしたとき、「あ、口がにおうな」と思ったこと、ありますよね。でもそのあと、朝食を取ったり歯磨きしたりするうちに気にならなくなります。これは「鼻が慣れたから」ではなく、お口の中のにおい物質が唾液や歯磨きで減少しているからです。一日の中で自然に増減するこうした口臭は専門用語で「生理的口臭」と呼ばれています。

 唾液には、細菌を洗い流したり、細菌の繁殖を抑えるはたらきがあります。起床時に一番においが強いのは、就寝中は唾液の分泌量が減るので、寝ている間にお口の中で細菌が繁殖することが原因です。

このように口の中の唾液の量は口臭に影響しますので、口呼吸による口の中の乾燥は口臭を強める傾向にあります。

 

「病的口臭」

強いにおいを持続的に発する口臭は「病的口臭」と呼ばれています。原因は、主にお口の中の環境によるもの(歯周病、むし歯、磨き残し・プラーク、舌の汚れ)と言われています。

 

 

★歯周病

歯周病が進行して、歯と歯ぐきの境目が深くなってできる歯周ポケット。歯周病になっているとき、このなかにはプラークや歯石の他に歯ぐきのしんだ細胞(老廃物)や血液、体液(歯ぐきの溝からの滲出液)、そして細菌の代謝物(排泄物)が溜まり強いにおいを発します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★むし歯

歯の表面のエナメル質はほぼ100%無機質ですが、内部の象牙質は3割ほどタンパク質(コラーゲン)でできています。むし歯が進行するとタンパク質が細菌により分解され、においを出します。ですから象牙質に達するむし歯がそのままだと、口臭の原因に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★磨き残し・プラーク

溜まったプラークは、むし歯や歯周病の原因になるだけでなく、においの元にもなります。

被せ物と歯ぐきの境目や、プリッジのポンティック(ダミーの歯)と歯ぐきが接するめんもお掃除が行き届かないことが多く、においの元になりやすいです。

 

★舌の汚れ (詳しくは令和5年のブログを参照してください)

舌の汚れである「舌苔」もにおいの大きな原因です。舌の表面は、じつは微細なひだが無数に存在しており、毛足の長い絨毯のような構造になっています。

ここに新陳代謝ではがれたお口の粘膜の細胞(つまり老廃物)や細菌が付着します。そしてそれがべっとりと厚い層になったものが舌苔です。

 

口臭の原因は主にお口の中の環境によるものと言われています。

歯の健康の維持・口臭予防のためセルフケアをすると共に、定期的な歯のクリーニングも受けましょう。

 

                         

(令和元年 nico 12月号参照)

 

骨粗しょう症のお薬飲んでいませんか?

歯科衛生士の大下です。

皆さんは『骨粗しょう症』という病気はご存じですか?

この病気は骨密度が低下し骨折しやすい状態を指します。

 

骨密度は男女ともに30代をピークに低下するのですが、特に女性は閉経後に更に骨密度が低下し、60代頃から骨折しやすい骨密度の値へと変化していきます。

 

この骨粗しょう症の治療薬としては大きく分けて4タイプあり、

・骨が壊れるのを抑えるためのもの

・骨がつくられるのを促すもの

・骨が壊れるのを抑える+骨がつくられるのを促すもの

・骨への栄養を補うもの

などが挙げられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中でも骨が壊れるのを抑える治療薬として使われるビスホスホネート製剤やデノスマブ製剤を使用している方は『顎骨壊死』を引き起こすことがあるので歯科では注意が必要です。

 

同様に多発性骨髄腫や悪性腫瘍などの治療薬も顎骨壊死のリスクがあると言われています。

 

これらの薬を使用しているからといって必ず『顎骨壊死』が起きるわけではありませんが、

お口の中は細菌の数が多いため、清潔に保たなければ虫歯や歯周病にもなりやすく、進行すると細菌感染が骨にまで及び、薬の影響もあって『顎骨壊死』を引き起こすと言われています。

 

またお口に合っていない入れ歯によって持続的な傷ができると、その傷によって骨が露出しやすくなったり、皮膚と違って歯肉は薄いので骨が露出しやすいと言われています。

 

『顎骨壊死』をおさえるためには

・虫歯や歯周病、根の先の病変などの治療をきちんと受けて感染源を減らす

・合っていない入れ歯は調整してもらう

・ご自身のお口にあったセルフケア法を歯科で教えてもらったり毎日のケアを丁寧に行う

・定期的に歯科でクリーニングを受けたり、問題がないかチェックしてもらう

などといったことが大切になってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また『顎骨壊死』は確率的には低いのですが、抜歯などの外科処置が引き金となって発症するとも言われています。

骨粗しょう症のお薬を使用している方は顎骨壊死を起こさないよう治療薬の情報を歯科できちんと伝えるということも大切になってきます。

 

現在、川原けんこう歯科ではお薬を服用している方にお薬手帳の持参をお願いしていますが、注射薬や点滴の情報までは記載されていない場合もあるので、骨粗しょう症の治療をしている方でこれらのお薬を使用している方はお申し出ください。

 

寒い季節になってきましたが体調管理に気を付けながらお口の健康も保っていきましょう。

(2023年nico 9月号参照)

女性の口腔内の変化

女性の口腔内の変化

こんにちは歯科衛生士の大原です。

11月も後半に入り冬の気配を感じるようになってきましたね。

今年は秋があっという間に終わってしまったような気がします。

先日、川原けんこう歯科医院は少し早めの忘年会を行いました。今年は天狗中田本店さんですき焼きを頂きました。美味しい食事と、一年間一緒に頑張ってきたみんなと楽しい会話ができ、とてもいい時間を過ごせました。

年齢の幅はあっても壁を感じることなく過ごせる、とてもいい雰囲気の川原けんこう歯科医院だと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は加齢によって起こる女性の口腔内の変化と歯周病との関係についてお話させて頂きます。40代以降の患者様から『最近口臭がきになる』『以前とは違う口腔内の変化を感じる』などとお聞きすることがあります。お口の中もきれいに清掃されていて、歯周病や虫歯の問題もないのに、口の中の不快感や臭いが気になる・・・原因は加齢に伴う唾液の減少が関係しているかもしれません。

 

 

女性は40代半ごろからエストロゲンという女性ホルモンが減少してきます。

エストロゲンが減少すると自立神経のバランスが乱れやすく、交感神経の働きが強くなり、唾液の分泌が減少します。唾液には自浄作用があるので、減少することで口臭につながってしまいます。更年期に入るまで気にならなかった口の臭いが急に気になりだすのは、女性ホルモンの減少による口腔内の変化かもしれません。

 

そして閉経後はエストロゲンの減少によって炎症性サイトカインという物質が多く産生されるため、歯周病を発症しやすくなります。これを更年期性歯肉炎といいます。女性はライフステージによってホルモンバランスの変化が訪れることから歯周病になりやすいとも言われています。

歯周病のリスクが上がる時期や年代では歯科でのメインテナンスが特に必要になります。

 

 

 

女性ホルモンは体内でのみ生産される物質で食事から吸収することはできませんが、女性ホルモンに似た作用をする成分を含む食材があります。これらの食材をバランスよく摂取し、女性ホルモンを整えることにつながる食生活を心がけるようにしましょう。

・大豆食品 

大豆イソフラボンはエストロゲンの働きをサポート作用があります

・亜鉛、鉄分を含む食材

亜鉛は女性ホルモンを作り出す力をサポートし、鉄分はミネラルを体中に届けるサポートをしてくれます

・タンパク質を含む食材

女性ホルモンのもとにもなるコレステロールを補うことができます

・栄養バランスの取れた食事

女性ホルモンを整える食品ばかり食べるのではなく、栄養バランスを意識しましょう

 

 

更年期に起こる可能性がある口腔内の変化を事前に知っておくことで早めに対処し悪化を防ぐことができます。そして歯周病の予防のため普段からのホームケアと歯科医院でのメインテナンスの継続が大切です。

フッ化物洗口でむし歯予防

こんにちは。受付の武内です。

日足はすっかり短くなり、秋風の冷たさを感じる季節となりました🍂

秋といえば、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、そして食欲の秋ともいいますが、

食事を楽しむためにはやはり歯の健康が大切となりますよね🦷✨

そこで今回は、むし歯予防についての耳よりな情報を皆様にお届けしたいと思います!

 

皆さんフッ化物洗口はご存知でしょうか?

約50年前から全国的に広く行われているむし歯予防方法です。

最もむし歯になりやすい年中から中学卒業まで、継続的に毎日洗口を行うことで、40~60%のむし歯予防効果を期待できます。

もちろん大人のむし歯にも予防効果があります。

 

フッ化物洗口の安全性について

フッ素はありとあらゆる食品や海水等に含まれており、カラダの健康を保つのに必要な必須微量元素です。

なかでも食塩やお茶、魚介類に多く含まれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで現在、金沢市歯科医師会の取り組みで令和5年10/2~12/28日の期間中、

当院でもうがいでむし歯予防ができるフッ化物洗口セットを指定の歯科医院にて数量限定で処方(無料)させていただいております。

当院でも処方(無料)可能です◎

 

洗口セット処方の対象     

  • 金沢市民(年齢不問)であること
  • ブクブクうがいができること
  • 後日、アンケートにご協力いただけること

※以下の3つの条件を満たす方となりますのでご注意ください‼

 

セットの内容

フッ化物洗口剤(粉末)、専用ボトル、手引きとなっております。

 

洗口セット無料処方の流れ

①事前に当院へセットの在庫の有無と、説明の予約をお電話または直接ご来院時にて確認する

②ご予約日に来院し、説明と処方を受ける

③ご自宅にて、フッ化物洗口を実施

④実施終了後アンケートに記入、送付

 

(金沢市歯科医師会 資料より一部抜粋)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指定の歯科医院で説明を受けたうえで、処方(無料)を受けることができます。※20分程お時間を頂戴します。

そのため、必ず事前にお電話または直接ご予約のうえご来院ください。

数量限定ですので、期間中でもなくなり次第終了となります。希望の方お早めにご連絡していただくことをお勧めいたします🙇

 

 

また、洗口セットを使い切った後は、当院でも洗口液をご購入して頂くことが可能です。

今回処方(無料)させていただいているのは水に溶かして使用する粉末タイプですが、当院では液状タイプの商品となります。

以前にも一度ご紹介させていただきましたが、『フッ化ナトリウム洗口液0.1%』という商品です。こちらは液状タイプのため簡単に調製できます。

毎日の洗口に適したフッ素濃度450ppmが配合されてます。

さわやかなシトラスベルガモット香味で、刺激を抑えたマイルドな使用感です🍃

継続的に洗口を行うことが大切となります!よろしければこちらもお試しください☺✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ライオン歯科材株式会社HPより一部抜粋)

 

 

洗口セットや商品についてわからない点などございましたら、スタッフまでお気軽にご相談ください♪

歯科デビューはいつ?

こんにちは衛生士の山本です。

秋らしい日が続き、日中と朝晩の冷え込みの差が激しく服装の調整もむずかしいですね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

お子さまをむし歯にはさせたくないけど「いつ歯科デビューをさせたらいいの」と悩まれてはいませんか。

今回は歯科デビューのタイミングについてお話させていただきます。

 

各自治体では1歳半健診の時に歯科検診がおこなわれますのでそのタイミングが歯科(歯を診てもらう)デビューになるお子さんも多いかもしれません。

歯科デビューの時期については決まりはないのですが、おとなと同じように早めにかかりつけの歯医者さんを見つけることは大切だと思います。

タイミングとしてこの時期までには一度お考え頂けたらと思うおすすめの時期をお話しします。

 

Point1

歯が生え始めてきたタイミング

歯が生えてくる時期は個人差がありますが、だいたい6~8ヶ月に下の前歯が生えはじめます。

はじめのうちは糖分の摂取もすくないので0歳から1歳前後で虫歯がみつかることはほとんどありません。

この時期に来ていただくメリットは、まだ自我があまりない頃のため歯科の匂いや音、雰囲気やお口の中を触られることにはやく慣れることができます。

 

この時期来ていただいてもお子さまメインで、歯のおそうじを何があってもやる!ということを重要視しません。

お子さまに合わせてお口の中を触れる練習からしていきます。

それよりも親御さんにはこの時期にぜひ知っていただきたい仕上げのポイントや食事・お菓子の種類・時間など「これからむし歯にさせない」、「お口を健康に保つ」大切なお話しをさせて頂けたらと思います。

お子さまが歯を大切にするために定期的に通うのが歯医者さんということが自然と伝わるといいと思います。

 

Point2

1歳半頃(歯の本数が増えてきたタイミング)

この頃になると前歯が生え揃い、奥歯が生えはじめます。母乳やミルクから食事中心になり食べものの種類も幅広くなっていきます。

奥歯は特にむし歯になりやすく乳歯はおとなの歯と比べてとても柔らかくもろいためむし歯になるとあっという間に進行します。

おやつ=お菓子と考え、すでに市販のジュースや甘いお菓子を与えている場合はこのころからすでにむし歯ができはじめている可能性もありますので摂取されているおお子さまは早めに行かれることをおすすめします。

甘味は本能的に好む味なので欲しがるからと味覚の安定していない3歳までに砂糖の多いものを覚えさせると甘いものが大好きなこどもに育ってしまいます。一度覚えた「甘さ」をガマンさせることはとってもむずかしいです!

お子さまは自分で管理することができません。痛い思いをさせない様この時期はおとながしっかり管理してあげてください。

この頃になると自我やイヤイヤが強く口を開けてくれるか不安に思われる親御さんもおられるかとは思いますが歯の確認はすぐ終わりますし、あとは無理強いせず手や歯みがきでお口に触れる練習から行います。おこさまにはなによりいろんな体験を通して「痛いことしないところ」おくちをきれいにしてくれるところ」というイメージができることが目標だと思っています。

 

おすすめのタイミングをお伝えしましたが、0歳でも1歳でも「いった方がいいかな」と迷われたタイミングで来ていただければと思います。

当医院はお子さまがたのしく過ごせるようDVDを観ながらおこなったり、子育て中のスタッフも数名いますので泣いたり暴れたりしないか不安に思われている方も安心してください。

年齢関係なくお子さまのペースに合わせて診させて頂いてますのであまり気にしすぎずお越し頂ければと思います。

お待ちしています!

 

むし歯はどうしてできるの?

こんにちは。歯科衛生士の浦です。

皆さんは、なぜ虫歯になるかご存知ですか?「虫歯菌のせい」「歯磨きをしていないから」といったイメージは多くの人がお持ちですが、正確な原因についてご存知の人はそう多くありません。そこで今回は虫歯の原因についてお話していきます。

 

 

■虫歯が進行する原因

虫歯の原因は「ミュータンス菌」などの虫歯菌です。虫歯菌は誰の口の中にでも存在するものであり、食事によって入り込んだ糖分をエサとして「酸」を作り出します。

お口の中のPHは、普段はPH7に保たれています。しかし、食べ物がお口の中に入ると、すぐにPHは酸性に傾いていきPH5.5になると私達の歯は脱灰が始まります。脱灰とは、私達の歯の表面のエナメル質が溶け始めることです。この脱灰が繰り返されることにより、むし歯が発生します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、私達の口腔内には、たえまなく唾液が流れていて、唾液がお口の中を中性に戻しています。唾液は、30分ほどで酸性に傾いたお口の中を中和しはじめ、傷付いている歯の表面を修復するのですが、これを再石灰化と呼びます。

これは朝食や昼食を食べた時、間食で甘いおやつを食べた時やジュースを飲んだ時にも起こっており、だらだら食べをすることで歯が弱い状態が続くため、虫歯になりやすいお口の中になっていきます。予防するためには食後に歯磨きをしてお口の中を清潔に保ったり、食べる時間を決めたりすることが大事になります。

 

 

 

 

〇虫歯になりやすい食べ物

虫歯になりやすい食べ物は砂糖を含んでいる、歯にくっつきやすい、口に残りやすい、などの特徴があります。

具体的には、ガムキャラメルアメジュースチョコレートなどです。

これらを食べた後は、口がねばついているような感じがあったり、甘い感じがしばらく残ったり感じることがあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇むし歯になりにくい食べ物

虫歯になりにくい食べ物は、自然の甘み、噛み応えがある、食べかすが残りにくい特徴があります。

具体的には、果物サツマイモにぼしチーズ煎餅などです。体の栄養になるものが多いです。

フルーツバスケットのイラスト「カゴに盛られた果物」

 

 

 

むし歯の原因をなくさないと虫歯はどんどん増えていきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯の質 →フッ化物の使用(フッ素入りの歯磨剤、洗口液を使う)

時間   →生活習慣の改善(食べる時間を決める、だらだらたべしない)

糖分   →糖分摂取の改善(砂糖が入ったおやつやジュースをとりすぎない)

菌     →思考の除去(磨き残しを減らす)

 

 

 

1度にすべて改善することは難しいので1つずつ改善していき虫歯になりにくいお口の中を作っていきましょう。

 

当院では歯磨きの方法、甘い食べ物、虫歯の話などをお伝えしていますので不安だなと思われる方がいらっしゃいましたら一緒に改善していきましょう。

1 2 3 4 5 6 7 8