小児予防矯正 「プレオルソ」って知っていますか?
『プレオルソこども歯ならび矯正法』
院長の川原です。
「プレオルソ」とは、既成のマウスピースを使用した小児矯正法です。
当院では2013年から導入をしています。
自身の3人の子どもに使用してきました。
長男は小学生の6年間、長女は小1~小4まで、次女は小1から小3(現在も使用中)。
すべてのケースでプレオルソが万能‼というわけでは決してありません。
が、適応症を見極めることにより非常に効果が高く、費用対効果も高いと感じています。
小児の時期にこそ『プレオルソ』
永久歯に生え変わってからでは、全ての歯に装置をつける『本格矯正』になりますが、
この治療法であれば小児(6歳~10歳くらい)の骨の軟らかい時期に使うことで、非常に大きな効果が期待できます。
マウスピース式タイプなのでお子様が嫌がりません
固定式の装置は、違和感や痛みが強いですが、マウスピース式は、それがほとんどありません。装着時間は就寝時と家にいる時のみで十分です。食事の時に装置をはずせるので、虫歯の心配がありません。もちろん学校で使う必要はありません。
スポーツや、習い事をしている時にも使う必要はありません。
一番気になるお金の問題。プレオルソは予算的に一般の矯正よりも始めやすい治療です。
この治療法のために開発された新素材のマウスピースを使用するので、個々の調整がしやすく、治療効率が良いためです。
100点満点の歯ならびを求めるというよりも、「なんとか先生のところで、今よりも良くなりませんか?」といった親御さんたちの訴えにお応えするといったスタンスでおこなっています。 治療費は38,500円~ 毎回の調整料、経過観察の費用は550円です。
詳しくはご相談ください。
ご両親が非常に気にされている『お口ポカン』に代表される口呼吸を鼻呼吸へ促します。
『プレオルソ』は「噛み合わせ」と「歯並び」を改善すると同時に機能的な側面「口呼吸から鼻呼吸へ」が非常に重要と考えています。マウスピースを使うこの治療法は子どもの成長発育にとても大切です。
装置を使う時間はどのくらいか?
家に帰ってから起きている間に「1時間」と「寝る時」に使います。
学校に持っていく必要はありません。
こんな歯ならびのお子様に
出っ歯、凸凹、受け口、開咬
しっかりと使用していただければ、幅広いケースで、かなり効果を実感していただけると思います。
プレオルソの特徴
特徴1 柔らかい
子どもが一番嫌がる硬いレジン(プラスティックの様なもの)ではなく、ポリウレタンの柔らかい素材でできており、装着感が非常に良いので装着を嫌がらずに使うことができます。
しかしながら、そもそも使用するお子様が、「使いたくない」「やる気がない」場合、治療効果は認められませんので注意が必要です。
また、親もこどもに任せず、日々声掛けをして、応援してあげる姿勢が必要です。
特徴2 プリフォーム(既製品です)
こどもにとって歯型を取ることは非常に高いハードルです。プレオルソマウスピースは既製品ですので歯型を取る必要はありません。型取りがストレスになるお子さんには無理にお願いしません。
ただし、記録をとるために可能であれば最初の状態や、定期的な状態を記録するために型取りはお願いしています。
特徴3 調整が簡単
従来の矯正装置は調整が非常に煩雑で嫌な臭いがしました。プレオルソマウスピースは、
熱可塑性(熱を加えることで自由に調整できる)素材でできており、お湯を使った簡単な調整をすることにより顎を広げたり、個々の口腔内に合わせることができます。
マウスピースが歯ぐきにあたって痛くなることがある場合も、削って調整がしやすいと感じます。
お子様の歯ならび、プレオルソこども歯ならび矯正法について詳しくは当院までお問合せくだい。