姿勢・呼吸・睡眠も関係する?MRCがめざす“全身のバランス”
金沢市 寺町にある歯医者
川原けんこう歯科医院の歯科衛生士の浦です。
みなさんこんにちは。MRC矯正連載第八回は
姿勢・呼吸・睡眠も関係する?MRCがめざす“全身のバランス” についてです。
🦷目次
- 歯並びだけじゃない、MRCの大切な考え方
- 姿勢とのつながり
- 呼吸の習慣をととのえる
- 睡眠との関係
- 成長期のからだづくりをサポート
- お口から全身の健康へ
①歯並びだけじゃない、MRCの大切な考え方
「MRC矯正って、歯をきれいにする治療ですよね?」
そう思う方が多いと思います。
でも実は、MRCは“お口の使い方”や“呼吸のしかた”を整えていく治療なのです。
歯を無理やり動かすのではなく、
舌・くちびる・頬の筋肉のバランスを整えながら、自然に歯が並びやすい環境をつくっていきます。
そして、この「お口の使い方」は、実は体の姿勢や呼吸、眠りの質にも関係しています。
② 姿勢とのつながり
お口がポカンと開いたままになると、頭が前に出て背中が丸くなりやすくなります。
また、舌の力が弱いと下あごが後ろに下がり、首や肩のバランスにも影響することがあります。
MRCでは、
- 舌を上あごの正しい位置に置く
- 鼻で呼吸する
- 口を自然に閉じる
といった基本をトレーニングしていきます。
これらが整ってくると、あごの位置や体のバランスも安定しやすくなるといわれています。正しく使えていないと、他の場所に力がかかってしまうなどバランスが崩れてしまいます。
「姿勢が良くなることを目的にした治療」ではありませんが、
お口の機能を整えることで、体を自然に使いやすくなるサポートになります。

③ 呼吸の習慣をととのえる
お口で呼吸する「口呼吸」が続くと、
口の中が乾きやすくなり、むし歯や喉のトラブルが起きやすくなります。
MRCでは「鼻で呼吸する練習」を大切にしています。
鼻呼吸をすると、空気があたたかく・しっとりして肺に届くので、体にもやさしいです。
また、鼻呼吸ができるようになると、呼吸が落ち着き、リラックスしやすい状態をつくることにもつながります。
「お口を閉じる」「鼻で呼吸する」――この小さな習慣が、体全体の健康にも関係しているのです。

④睡眠との関係
「口を開けて寝ている」「いびきをかく」などのサインは、
舌が下がって気道(空気の通り道)がせまくなっていることと関係する場合があります。
MRCでは、舌や口の周りの筋肉を正しく使う練習を通して、
呼吸がしやすい状態を目指します。
これによって、より安定した呼吸や眠りのサポートになることもあります。
ただし、睡眠は生活習慣や成長の個人差も大きいため、
「MRCで必ず眠りが深くなる」というものではありません。
お口の環境を整えることが、
呼吸や眠りの質を支える“土台づくり”になると考えると分かりやすいかもしれませんね。

⑤ 成長期のからだづくりをサポート
子どもの成長期は、骨や筋肉、呼吸の機能が発達する大切な時期です。
この時期にお口の使い方を整えると、
顔やあごの発達、歯並びの安定にも良い影響を与えやすくなります。
MRCのトレーニングを通して「正しい筋肉の使い方」「鼻呼吸の習慣」が身につくと、
お口だけでなく、体全体が自然なバランスを保ちやすくなります。
⑥ お口から全身の健康へ
MRCは、歯並びだけの治療というよりも、
体の機能も一緒に整えていく治療です。
正しい呼吸や姿勢が身につくことで、
歯並びの改善だけでなく、将来の健康づくりにもつながっていきます。
歯並びが整うことで、笑顔がふえる。
お口の使い方が整うことで、体がラクになる。
そんな“全身のバランス”を育てるのが、MRCのめざす治療です🌿
すぐに変化が出るものではありませんが、日々のトレーニングや通院を通して、少しずつお子さん自身の力が育っていく過程を見守ることができます。
歯並びの先にある「健やかな体と笑顔」のために、私たちは一人ひとりに寄り添いながらサポートしていきます🌸
これから一緒に、少しずつ頑張っていきましょうね😊
川原けんこう歯科医院 歯科衛生士 浦
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