歯科医院の滅菌ってどうやっているの? ~川原けんこう歯科医院の滅菌体制について~
みなさん、こんにちは。
川原けんこう歯科医院 助手の坂井です。
日ごとに寒さが厳しくなり紅葉も一気に進み冬の訪れを感じるような今日この頃ですね。
感染症も気になる季節、安心して通っていただける歯科医院であるために、当院では滅菌・衛生管理を徹底しています。
本日は、当院の滅菌体制についてお伝えしたいと思います。
目次
1.はじめに
2.滅菌とは?消毒との違い
3.当院の滅菌体制について
◆使用器具の滅菌プロセス
◆滅菌に使用する設備・機器の紹介
4.使い捨て(ディスポーザブル)製品の活用
5.患者さんが安心していただくための取り組み
1.はじめに
今日は、当院が大切にしている「滅菌体制」についてご紹介します。
歯科治療では、お口の中に直接触れる器具をたくさん使います。
だからこそ、ひとつひとつの器具を清潔で安全な状態に保つことが、何よりも大切だと考えています。
当院では、患者さんが安心して治療を受けていただけるよう、滅菌体制の強化に取り組んでいます。
2.滅菌とは?消毒との違い
消毒と滅菌の違い、知っていますか?
よく耳にする「消毒」と「滅菌」。なんとなく同じように聞こえますが、実はこの2つには大きな違いがあります。
消毒は有害な細菌を減らすこと、滅菌は細菌やウイルスなどのあらゆる微生物を完全に死滅させることを意味します。
歯科治療器具には、この「滅菌」が必要不可欠です。
3.当院の滅菌体制について
◆ 使用器具の滅菌プロセス
当院では、以下の工程で器具の洗浄・消を滅菌しています。
❶ 使用済み器具の洗浄・消毒(ミーレジェットウォッシャー)
❷ 器具の乾燥・パッキング
❸ 高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)
◆ 滅菌に使用する設備・機器の紹介
🔍ミーレジェットウォッシャー(洗浄・消毒器)
ドイツ製の高性能洗浄器で、この機器は医療機関向けに開発されたものです。
医療用洗浄器として国際規格(IOS15883)を満たし、最高93℃で自動洗浄・消毒を行います。
「洗浄・消毒の品質が安定する」という点が大きなメリットです。
高圧洗浄と強力水圧、高レベルの熱水消毒により、血液や唾液などの汚れをしっかり落とし、
人の手では届かない細かな部分まできれいにします。
洗浄が終わると、自動で乾燥まで行われ、器具の清潔さを国際基準レベルで保てるのが特徴です。
当院の滅菌体制の中心となっているのが、このミーレジェットウォッシャー(Miele Jet Washer)です。
ミーレジェットウォッシャーを導入してからは、洗浄工程がより正確になり、
スタッフも「安心して次の滅菌に進める」と感じています。

🔍クラスBオートクレーブ(滅菌器)
ミーレで洗浄した器具は、次にクラスBオートクレーブという滅菌器にかけます。
「クラスB」と呼ばれる世界的に高水準な滅菌器で、細い器具の内部までしっかりと蒸気を行き渡らせ滅菌します。

🔍アイクレーブミニ2(ハンドピース用滅菌器)
歯を削ったり、クリーニングを行う際に使用するハンドピースはアイクレーブミニ(iClave mini2)という滅菌器に
かけます。
この滅菌器はハンドピースの内部まで高圧蒸気がしっかりと行き届く構造になっており、外側だけではなく
目に見えない内部のウイルスや細菌まで完全に滅菌することができます。
また、アイクレーブミニ2は医療用滅菌の最高基準であるクラスS滅菌器に対応しています。

4.使いすて(ディスポーザブル)製品の活用
患者さまのお口に直接触れるものは可能な限り使い捨て製品を使用しています。
紙コップ、エプロン、注射針、グローブ(医療用手袋)などは、すべて使い捨て製品を使用しています。
清潔なものを常に用意することで、見えない部分からも安全を守ることができます。
5.患者さんが安心していただくための取り組み
患者さまごとに必ずグローブを新しいものに交換しています。
また、治療チェア(診療台)も患者さまごとに清拭しています。
日々の小さな積み重ねが、患者さまの安心につながると考えています。

川原けんこう歯科医院では、患者さまが「ここなら安心」と感じていただけるようこれからも、見えない部分こそ大切に――。
地域の皆さまの健康を守るため、清潔で安全な診療環境づくりを続けてまいります。
川原けんこう歯科医院
〒921-8033 石川県金沢市寺町1丁目6-38
TEL:076-241-2250
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