歯科デビューはいつ?
こんにちは衛生士の山本です。
秋らしい日が続き、日中と朝晩の冷え込みの差が激しく服装の調整もむずかしいですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
お子さまをむし歯にはさせたくないけど「いつ歯科デビューをさせたらいいの」と悩まれてはいませんか。
今回は歯科デビューのタイミングについてお話させていただきます。
各自治体では1歳半健診の時に歯科検診がおこなわれますのでそのタイミングが歯科(歯を診てもらう)デビューになるお子さんも多いかもしれません。
歯科デビューの時期については決まりはないのですが、おとなと同じように早めにかかりつけの歯医者さんを見つけることは大切だと思います。
タイミングとしてこの時期までには一度お考え頂けたらと思うおすすめの時期をお話しします。
Point1
歯が生え始めてきたタイミング
歯が生えてくる時期は個人差がありますが、だいたい6~8ヶ月に下の前歯が生えはじめます。
はじめのうちは糖分の摂取もすくないので0歳から1歳前後で虫歯がみつかることはほとんどありません。
この時期に来ていただくメリットは、まだ自我があまりない頃のため歯科の匂いや音、雰囲気やお口の中を触られることにはやく慣れることができます。
この時期来ていただいてもお子さまメインで、歯のおそうじを何があってもやる!ということを重要視しません。
お子さまに合わせてお口の中を触れる練習からしていきます。
それよりも親御さんにはこの時期にぜひ知っていただきたい仕上げのポイントや食事・お菓子の種類・時間など「これからむし歯にさせない」、「お口を健康に保つ」大切なお話しをさせて頂けたらと思います。
お子さまが歯を大切にするために定期的に通うのが歯医者さんということが自然と伝わるといいと思います。
Point2
1歳半頃(歯の本数が増えてきたタイミング)
この頃になると前歯が生え揃い、奥歯が生えはじめます。母乳やミルクから食事中心になり食べものの種類も幅広くなっていきます。
奥歯は特にむし歯になりやすく乳歯はおとなの歯と比べてとても柔らかくもろいためむし歯になるとあっという間に進行します。
おやつ=お菓子と考え、すでに市販のジュースや甘いお菓子を与えている場合はこのころからすでにむし歯ができはじめている可能性もありますので摂取されているおお子さまは早めに行かれることをおすすめします。
甘味は本能的に好む味なので欲しがるからと味覚の安定していない3歳までに砂糖の多いものを覚えさせると甘いものが大好きなこどもに育ってしまいます。一度覚えた「甘さ」をガマンさせることはとってもむずかしいです!
お子さまは自分で管理することができません。痛い思いをさせない様この時期はおとながしっかり管理してあげてください。
この頃になると自我やイヤイヤが強く口を開けてくれるか不安に思われる親御さんもおられるかとは思いますが歯の確認はすぐ終わりますし、あとは無理強いせず手や歯みがきでお口に触れる練習から行います。おこさまにはなによりいろんな体験を通して「痛いことしないところ」「おくちをきれいにしてくれるところ」というイメージができることが目標だと思っています。
おすすめのタイミングをお伝えしましたが、0歳でも1歳でも「いった方がいいかな」と迷われたタイミングで来ていただければと思います。
当医院はお子さまがたのしく過ごせるようDVDを観ながらおこなったり、子育て中のスタッフも数名いますので泣いたり暴れたりしないか不安に思われている方も安心してください。
年齢関係なくお子さまのペースに合わせて診させて頂いてますのであまり気にしすぎずお越し頂ければと思います。
お待ちしています!