安心できる快適な治療を
こんにちは!
歯科衛生士の北川です。
金沢市も雪が降りましたね!
寒い日は続いていましたが、雪が降り始めたことから本格的に「冬きたな〜」と感じます。
今年の冬も体調管理をしっかりして乗り切りましょう!
今回私は川原けんこう歯科医院に新しく導入された2つの機械についてお話します。
①歯科用CT
(当院ではVeraview X800を使用しています)
機種や撮影範囲などにより違いはありますが、一般の医科用CTと比べ被曝量が1/8~1/50と少ないのが大きな特徴です。
歯が失われた部分の骨の厚みや深さ、上顎洞や下顎管までの距離を0.1ミリ単位で正確に計測し、歯牙や上顎洞の形態の三次元的イメージを把握できるので、口腔内X線法やパノラマ線写真のような二次元的イメージでは得ることの出来なかった情報を得ることができ、より的確な診断が可能になります。
撮影時間も十数秒で済むことや、医科用CTとは違って立ったまま(座ったまま)撮影するので患者様への負担を大幅に軽減することができます。
当院ではインプラント治療や根管治療、歯周治療など様々な場面で活用しています。
来年1月からは小児矯正の診断でも使用していく予定です。
②口腔内スキャナー
(当院では3ShapeTRIOS5を使用しています)
特徴としては、型取りを楽に正確に行えます。
デジタル印象採得装置で、従来では歯を削ったあとの型取りはアルジネートという粘土のようなものや、シリコンの材料でしていました。
患者様の中にも「型取り」と聞くと、嘔吐反射があることや、材料が固まるまでに時間がかかることから苦手意識を持たれてる方も多いと思います。
小児の患者様は特に、そのまま嘔吐につながる方も実際にいらっしゃるのが現実です。
口腔内スキャナーを使用すれば、硬化時間もなく、材料が喉の奥に流れてくる心配もなく、息苦しさもなく、時間をかけずに快適に型取りを行うことができます!
時間をかけずにできるので1回の治療の時間も短くなります。
当院では主にプラスチックの材質のCADCAMや、自費治療のセラミックの材質の補綴物の型取りに使用しています。
こちらも同様、来年1月から小児矯正の診断でも使用していく予定です。
この様に川原けんこう歯科医院は、新しい機材を増やすなど、患者様にとって苦手意識の高い「歯科」を少しでも安心且つ快適に治療を行える様、日々進化しています!
最後に皆様、今年も1年ありがとうございました。
昔から通って下さっている患者様、新しく足を運んでくださった患者様のおかげで毎日忙しく診療させていただきました。
来年からは診療時間の変更もあり、ご不便をおかけしますが新しくチェアも増え、少しでも多くの患者様が予約を入れやすくなる様、スタッフ一同日々話し合いを重ねて工夫して参ります。
まだまだ心配な日々ではありますが、皆様が笑顔で新しい年を迎えれますように。
来年も川原けんこう歯科医院をよろしくお願い致します。