入れ歯の付き合い方
こんにちは。歯科助手の新谷です。
最近のブログで入れ歯のメリット・デメリットについてお話がありましたね。
今回は「入れ歯の付き合い方」について、4つのポイントをお話させていただきます。
これから入れ歯を使い始める方、現在使用中の方も参考になると嬉しいです☺️
ポイント①「はめる」「外す」の練習をしましょう
入れ歯を作ったら、「はめる」「外す」の練習をしましょう。歯科医院でやり方を教えてもらい、自分でも何度かやってみてください。無理に入れると、歯や歯ぐきを傷めたり、部分入れ歯のバネがゆがんではめにくくなってしまうことがあるので注意です。
⭐️「はめる」「外す」時のコツ⭐️
・強く噛んでいれない!指の腹を使うこと!
・一部だけ外れた場合は、無理に引っ張らず、歯にいったん戻してから外しましょう。
・上あご、下あごとも総入れ歯を入れるときには、下あごから先に入れるほうが落ちにくいことが多いです。
・総入れ歯と部分入れ歯、どちらも使用する場合は、部分入れ歯から先に入れると落ちにくいです。
ポイント②試運転と調整の期間が必要です
入れ歯を使いこなすには、慣れるための期間をとることが大事です。
とくに最初の2週間程度は、試運転だと思って過ごしましょう。最初は舌や頬を噛みやすいので、
やわらかいものを食べ、1~2週間使ったら、歯科医院で使い心地を伝えて微調整してもらいます。
この微調整がとても重要です!調整のため何度か通院をお願いします🙂↕️
もし、痛みがある場合でも実際に使っていない入れ歯を調整することはとても難しいので、
調整にご来院の際は少なくとも数日前からは新しい入れ歯を使っていただきたいです。
ポイント③ 何年に一度かは補修が必要です
入れ歯は、使っているうちに歯がすり減りますし、プラスチックの床(歯ぐきに触れる部分)にヒビが
入ったり、バネがゆがむこともあります。また、時間が経つと患者さんご自身のあごの骨の形や歯の位置も
少しずつ変わってきます。そこで、定期的に入れ歯の適合をチェックしてもらい、必要に応じて補修して
もらいましょう。
ポイント④ お手入れ法や保管法をおぼえましょう
お口のなかで使っていると、入れ歯も自分の歯と同じように汚れます。入れ歯に付くプラーク
(歯垢、細菌のかたまり)を放っておくと、入れ歯が細菌の巣になってしまうので、清潔を保つために
お手入れ法をマスターしましょう。また、入れ歯がゆがんだり傷んだりしないような保管法も大事です。
⭐️お手入れの基本⭐️
ブラシで磨く(歯磨き粉は使わないでくださいね)
↓
ぬるま湯に入れた洗浄剤につける
↓
最後によくすすぐ
⭐️保管法⭐️
入れ歯は、乾燥するとゆがんだりヒビ割れを起こしてしまいます。
使わないときは入れ歯全体が浸るように水を入れた入れ歯ケースで保管しましょう!
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最後に、
「入れ歯の付き合い方」についてお話させていただきました。
入れ歯は、ご自身の身体の大切な一部です。これからも大切に扱っていきましょう✨
参考資料 nico2018年4月号